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ちしきの金曜日
 
「高架下初詣」をやってみた


高速道路の高架下を「初詣する」催しです。なんだそれ。

もう1月も下旬だが、今年のお正月の初詣についてレポートしたい。

といってもお寺や神社にいったのではなく、また家族や友人と行ったのでもない。

行ったのは高速道路の高架下。共に詣でたのは初対面の方々50名(!)だ。

大山 顕



出来心でした。

思いつきで呼びかけたらたいへんなことに

以前「高架下の風景を観賞する」という記事を書いたことがある。東京の日本橋から首都高の高架下を歩いた様子をレポートしたものだ。レポートというか、高架下ってステキじゃん、なんでみんなきらいなの?って言いたかっただけの記事だ。ステキだよねえ、高架下。

また2008年の年明けには「新春 ジャンクション見物ツアー」と題した催しも行った。たのしかった。

じゃあ今年は同じように、高架下をみんなで歩いたら面白いんじゃないか、と思ったわけだ。ふつう思わないけどな、そういうこと。



コースはこれ。ただただ高架下。それだけだ(より大きな地図で 高架下初詣2010/01/03 を表示)

話題のtwitterで呼びかけてみたわけです

とはいえ、まあそんなものに付き合ってくれる人はそういないだろうな、と思いつつ、話題のtwitterで呼びかけてみた

たぶんtwitterつくった人は、こういうことのためにがんばったわけではないのだろうと思う。すまん。

そしたら、予想以上に参加者が集まってしまったのだ。twitterってすごい。いや、これはtwitterのせいなのかどうなのか。ともあれ、みんなどうかしている。だいじょうぶか。寒いのに。



歩道橋の上に人だかりが…
なんだかたいへんなことに。

開催日は1月3日。三が日。まさに初詣。

上の地図にあるように、飯田橋から日本橋までをコースに選んだので、集合場所は飯田橋にした。最初は日本橋集合にしてたのだが、あいにくこの日のこの時間にちょうと箱根駅伝が邪魔をするということで、スタートとゴールを逆にしたのだ。高架下好きの都合もちょっとは考えて欲しい、箱根駅伝。


50名を越える参加者。ほとんどの方が初対面。はじめまして。今年もよろしく。

飯田橋で集合場所となりうる場所についてぼくは何も知らなかったので、まあ駅前の歩道橋の上あたりでいいだろう、とてきとうに考えていた。

そしたら、上の写真のようになってしまったのだ。集まった高架下好き、なんと50名あまり。日本はどうなるんでしょうか。

三が日の飯田橋歩道橋はふつうこうはならない。自分で人集めておいて、この光景にはちょっと笑った。

 

とにかく、ふつうにみんなうっとりと夢中

ほんとにぼくはうれしくもびっくりした。こんなに集まっちゃったので。だって、遠くは札幌、名古屋、大阪からも来てくれたよ!

ここではとにかく集まった方々が、ふつうに、何の疑問も抱かずうっとりと高架下を鑑賞する様子を中心にご覧いただきたい。高架下の風景の方が見たければ、現地に行って欲しい。あれは、逃げない。いつでもみんなを待っている。

というか、呼びかけておいて「何の疑問も〜」もなにもないもんだが。


とりあえず高架下を横切る橋はぜんぶ渡っておこう。
なぜなら橋の上からの眺めがステキだからだ。高架下的に。

飯田橋と水道橋の間のところでぐにゃりと曲がるこのカーブは参加者の心をがっちりつかんだ。しょうがない。こんなにステキなんだもの。

真剣だ。真剣にレンズを向ける先は、高架下だ。当然だ。

上のぐんにゃり高架が川をまたいでいたのに、一転ここではどぼんと一本脚。そういう橋脚の変化も見どころだ。みんな感心してたよ。いや、まじで。

「ピータンみたい」というコメントが飛び交った。
橋のそばではふたたび2本脚に。船が通れるようにね。

初対面のはずのみなさんが、高架下の橋の上で一体感。吊り橋効果はもう古い。これからは高架下効果、「高架効果」だ。


高さの異なる3つの車線が平行してぐんにゃりと曲がる。それを支える橋脚。ちょうセクシー。

ああ、このカーブもすばらしい。橋脚の片方は水の中、もう片方は堤の上、というのもぐっとくる。くるんですよ、みんな。ほんとに。

なぜしゃがむ。それはその視点高さで見たとき、この風景がもっとも光り輝くからだ。たぶん。

ここまで書いてみて気がついたが、高架下のかっこいい風景写真と、それを見ているみんなの写真をならべているだけだな、いまのところ。だいじょうぶだろうか。

いや、でもしょうがない。だって高架下の風景はあいかわらずステキだし、それを詣でるみんなをぼくは愛おしく思っているから。

なので、次ページでも同じように続きます。



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