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ちしきの金曜日
 
「高架下初詣」をやってみた

一ツ橋のあたりのこのカーブと重層ぐあいは首都高におけるひとつのハイライトである。

となれば、当然みんな身を乗り出して夢中だ。

ああ、このカーブもいいなあ。

乗り出すだけではない。ちょっと離れたところから見ることも重要。押してダメなら引いてみな、というわけだ。たぶん。

「男性が好きなもの」という嘘と、カップルシート

今回集まってくれたみんなを見て改めて思ったのは、こういうのに男女の差などないな、ということだ。

ぼくはカルチャーカルチャーで工場のイベントなんかも行うが、お客さんはつねに男女半々だ。

よく、こういうがっしりとしていてインダストリアルなものを愛でる趣味を解する人はは男性が多い、などと言う人がいるが、あれは何も分かっちゃいない嘘っぱちなので信じてはいけない。


前回の記事でもご紹介した高架下観賞用としか思えない橋の上の絶妙な出っ張りスペース。

今回、ここはもしかしたら「カップルシート」なのではないかと思った。粋な計らいだ。

 

随所に現れる高架下の苦労

カーブのバンクに合わせて、とうぜん支える橋脚の上面も斜めに。ごくろうさまです。

橋脚立てるためにいっかい石垣崩してまた埋めたはいいが、なんだか不揃い。

ぼくは高架下を好んではいるが、詳しいわけではない。構造のこととかあまり知らない。交通面におけることはもっと知らない。だいたい免許持ってないしな。

ただ、素人目にもわかる「高架、苦労してるなー」という部分はあって、それらが参加者の皆さんの心を打った。

たとえば上の高架橋の斜めぐあいだ。斜めで支えるって、たいへんなんじゃないかとおもう。いや、詳しいこと知らないけど。なんとなく、腰を痛めそうではないか。住さんなら分かってくれると思う

 


じゅうぶん気使ってるし、だいたいこの方がかっこいいよ

さて、道中すべての高架下がステキだったので、それを紹介しているときりがない。途中ははしょる。

で、問題は日本橋である。

以前の記事でもぼくの態度表明したが、日本橋は上を首都高高架が覆っていてこそだと思う。だって、そのほうがかっこいい。あれが醜いという人はどうかしているんじゃないかといつも思う。

そして、今回参加した人の多くが、日本橋上空の高架裏面の気の使いように気がついた。悪者にされがちなこの部分の高架。だからかなりこぎれいにデザインしようとしてるのだ。


正直、日本橋より上の高架の方がかっこいいと思う。

というか、日本橋が見えないこっちの風景の方がぐっとくるし。

どういうことかというと、飯田橋からずっと高架裏を見続けた目には、この日本橋部分のデザインされようはちょっと異様なぐらい別物であることがはっきりと分かるのだ。

「気使ってますよねえ」「そうですよねえ」「べつに気使わなくてもいいのにねえ」「すっぴんでいいですよねえ」

そんな会話が飛び交った。ああ、きみらはなんて素晴らしい人たちなんだ。

 

ジャンクションはやっぱりすごい

で、そんな気遣い日本橋のあと、江戸橋ジャンクションを経由し、最後は箱崎ジャンクションでゴール。

なんだかんだで、やはりジャンクションの高架下は大人気だ。だれも「なんだかんだ」言ってないが。


魅惑の江戸橋ジャンクション。【画像クリックするとかなり大きな画像をお楽しみいただけます】

みんな興奮気味。いいよねえ、江戸橋ジャンクション。

そして最後は、国宝・箱崎ジャンクション。文句なし、貫禄のオオトリ。

興奮は最高潮へ。「箱崎は、もうしょうがないよね」っていう名言が出た

ジャンクション界の「東の横綱」箱崎ジャンクションはやはり大人気であった(西の横綱は阿波座ジャンクションです)。あまりのかっこよさに「 箱崎は、もうしょうがないよね」ってつぶやく人がいた。

左の写真はに写っている全ての人が今回の参加者です。改めて見ると、なにこれ。

いやいや、ほんとにみんなありがとう。楽しかったよねー。暖かくなったらまたやりましょう。


箱崎ジャンクション下に謎の人だかり。

またやります

おもいつきで、まったくの個人的な嗜好に基づいた催しの開催を呼びかけると、これだけの人が集まってしまう。なんて日本はいい国なんだ、と心から思う。

おまえが呼びかけると50人も人が集まるんだぜ、ってしょぼくれてた中学生時代の自分に言ってやりたい。

箱崎ジャンクションではあまりの盛り上がりぶりに、警官がやってきました。趣旨説明したら「ああ、最近、工場の次はジャンクションなんだってねえ」って言ってた。なんか、すごくうれしかった。

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