寒い地方に住んでいるからには、できるかぎり雪を楽しんだほうが得だ。ただ、雪遊びといってもバリエーションがそんなにあるわけではない。楽しむにも限界があるというもの。 そこで新たな雪遊びを今回試してみたので、北国のかたは是非、長い冬のレクレーションのひとつにと検討していただければと思う。
(櫻田 智也)
雪を楽しめ
とくに田舎に住んでいると、掛け値なしに素晴らしい。しかし雪だ雪だと喜んでいるのも最初のうちだけで、さすがにだんだん飽きてくる。なにしろ白いだけなのだから。 とはいえ、「もうイヤだ」といってしまえばそれでおしまい。あとは春までつまらなく過ごすのみである。
雪合戦に雪だるまと、遊びはいろいろあるものの、もっと大人がホビーとして楽しめるような雪遊び、たとえばスキーやスケートに匹敵するような新たなバリエーションを考案できないものだろうか。 北国の可能性を模索しに、とりあえずわんさか雪の積もった場所へ足を運んでみた。
わんさか
最近暖かい日がつづいたのでどうかと思ったが、しっかり雪は積もっていた。これならじゅうぶん遊べそうだ。
いやあ、雪深い。だが、こうでなくては遊び甲斐がないというものだ。 雪の様子は思ったとおりだったので、早速準備してきた道具を持ち出すことにした。ここからが本番だ。
ウインタースポーツはどうしても道具がかさばるのが難点だ。ただ、楽しむためには仕方あるまい。