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フェティッシュの火曜日
 
吸盤と人間が戦う


人間と吸盤のぶら下がり対決をやる、という話です

吸盤と人間が戦う?

吸盤はみんなが知っている、あの張り付く吸盤のことだ。そして人間とは他でもないこの僕のことだ。

なぜ僕は吸盤と戦い、そしてその結果何を得たのか。
まあ、ゆっくりと話を聞いて下さい。

斎藤 充博



戦いに至る経緯

なぜ僕は吸盤と戦おうと思ったのか。ちょっと説明を聞いてもらいたい。
僕は去年の4月に引越をした。その時にいろいろと収納道具を購入したのだ。その時に、よくあるフックつきの吸盤も買った。4個で100円だったのを覚えている。


よくあるフックつきの吸盤

ところが、このフックつきの吸盤、ぜんぜん機能しなかったのだ。ちょっと物をひっかけると落ちてしまう。ひっかける物を軽くしても落ちる。試しに何もひっかけないでただくっつけておいて見たら、それだけで落ちた。


夜、寝ている時にこういうことがよくあった

僕は部下を持ったことがないが、どうにも使えない部下をもった上司の気持というのはこんな感じではないだろうか。相手を気遣って、仕事量をどれだけ減らしてやっても、結局は失敗する。あまつさえ、僕に迷惑をかける。オマエなんか、この会社(引越さき)においておけん、クビだ!

…と、無生物相手にいきりたってしまう。
さらには、悪いくせでふと考えてしまうのだ。吸盤の気持を。


吸盤からしたら、こんな風に考えているのではないか

バカバカしいと思いつつも、一度こういう考えにとりつかれてしまうと中々抜け出せなくなってしまうのが、人間の情ではないか。あと、当時僕が引越してきたのは、勤めていた会社を退職したからであって、その会社での僕の扱われ方を思い出すと、なんだか簡単には捨てられない、というのもある。

しかし、要らない物は要らない。
ここはひとつ、僕が吸盤よりも実力があるということを確認できれば、僕自身納得できるのではないだろか。


そういうわけで、吸盤に引導を渡しに公園に来ました

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