大人になってから、雨の日は家でじっとしてることが多くなったように思う。
子供の頃は、濡れるのをぜんぜんかまわずに、水たまりを踏んで遊んだりしていた。もちろん今はスーツだったり革靴だったりするのでむりなんだけど。
大人になった今、大人なりに雨の日、たとえば水たまりで遊ぶ方法はなんかないかな、と考えた。で思いついたのが逆さ富士だったのです。
(三土たつお)
逆さ富士についておさらい
我ながらずいぶん渋いところをひっぱってきたなと思うけど、逆さ富士っていうのは、湖のほとりで富士山を見ると、湖面に映った富士山が本物みたいに見えて不思議!という遊び。風景についてはここらへんをご覧ください。
で、富士五湖と富士山という組み合わせに限らず、水たまりにそこら辺の風景を映すのだって面白いんじゃないかなと思ったのです。
こういう水たまり
水たまりを覗いてみた
じっさいに上の水たまりを逆さに覗いてみるとこんな景色がうつっていた。
なんか不思議(逆さに見てるので上が水たまりです)
水たまりは東京の銀座で見つけたものなので、映ってるのは風光明媚な富士山とかじゃなくて、街中のデパートとかなのだった。
でもこれくらいにはきれいに映ってるんだ!と驚いた。
横断歩道にできていた水たまり
こちらは神田あたりの横断歩道。昨日の雨が残って、大きめの水たまりになっていた。
逆さに覗き込んでみると・・、
青信号の人が浮いてる
こちらはやけにモノクロの景色がみえた。
よく考えると、こどもの頃もこんなふうにして水たまりの景色を覗きこんでた気がする。けど、幼かったからできたんだろうと思う。大人がスーツ着て頭を逆さにして景色を見るのはさすがに抵抗がある。
さて、つぎはもうちょっと富士山ぽいものを見てみたい。大きくて有名なもの。逆さ東京タワーとかどうでしょう。