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はっけんの水曜日
 
ポテトルネード体験記


世界一かっこいい芋

お祭りやSAでみかけるかっこいいポテト。
「ポテトルネード」というあの食べ物は、専用の「ポテトルネードカッター」という機械でカットした芋を揚げているらしい。

その仕掛け人の会社へおじゃまし、ポテトやその他の野菜を片っ端からくるくるしてきました。 

ほそいあや



ポテトルネード

私がこのポテトの存在を知ったのは、ほかでもない当デイリーポータルZのこの記事だった。

「くるくるポテトが作れない」

楽しそうな試みで何度も読んだ覚えがある。手動で成功しているのもすごい。

その後、そのくるくるポテトの機械「ポテトルネード」を作っているのは、創業100年以上の「平野製作所」であると知る。
(商品を分かりやすく解説した動画はこちら

いまではすっかり看板商品らしく、SAやお祭りなど色々な場所でポテトルネードを見かけるのはそのせいのようだ。
「ぜひ体験させてほしい」とお願いし、ショールームでポテトルネードを体験させてもらえる事になった。


千葉県にある会社を訪問。ここでポテトが渦をまいているわけですね。
案内してくれる今井さんはポテトルネードの仕掛け人。

ひとつ種明かしをすると、今井氏とは高校時代のクラスメイトである。あのポテトの仕掛け人と聞いたときにはすぐに「ぜひ見学を」と詰め寄った。

きくところによると、色んな食材カッターを扱っていて、日々オリジナルのカッターを発明しつづけている会社らしい。

すごい部屋

ショールームに一歩入ってびっくりした。ナゾの機械がずらーーっと並んでいる。なにここ!


全部食材のカッター。ここに一日監禁されても全然退屈しないと思う(ただし野菜と一緒に)

さいの目だったりスライスだったり型抜きだったりさまざま

包丁らしい包丁もある。
もともとは刃物やさんだった

今も刃物やさんであることにかわりはないが、こんなふうに沢山のカッターを作る会社になったのは会社独自の遊び心が影響しているらしい。

お客さんからの「こんなものも切りたい」「こんな形に切りたい」というリクエストに即「よしやりましょう」となって作り始めるので、こんな沢山の機械ができちゃうとのことだった。
それって企業の鑑ではないですか。

そんな会社のヒット商品のひとつが、下のポテトルネードカッターです。


商品名「ポテトルネードカッター」。思ったよりシンプルな作りでした。

 

トルネード実演

やりかたはとても簡単だった。先にじゃがいもを取り付けてハンドルを回すだけで、らせん状になって出てくる。


ここにじゃがいもをサクっとさす。

ハンドルをぐるぐる回すとじゃがいもがすいすいと通り抜けてくる。

 

串にさす

唯一むずかしい所があるとするなら、串にさしてきれいなトルネードを形成する事かもしれない。


ちょっとずつ間隔をあけてさしていく。これを油で揚げれば完成。

今井さんはよく「一個30円の芋が、ここを通り抜けただけで300円になりますよ」というセールストークをするそうだ。そう言われるとたしかにこの機械で一発儲けたくなる。

 

挑戦した

お手本をみたあとに、自分でもやってみた。
ハンドルは軽く、シャリシャリという手応えが心地良い。
芋がいびつだとちょっと切れてしまう事もあるようだ。


シャリシャリシャリ。おおー。
やっぱり串に形をつくるのが難しい。
ちょっと切れちゃったけど、出来てうれしい。こういう長い串にささった食べ物って振り回したくなりますよね。
この串も平野製作所のオリジナルで、子供が食べる時に危なくないように先が尖っていない。
サツマイモ。ガチャガチャとかであった階段を降りてくるスプリングみたいなので試したくなる。
中身と色が違う野菜だとこれまたきれいなのだ。

 

色んな野菜をトルネードしてみたい

揚げなくても食べられそうな野菜や果物でも試してみたい。きっとバネ状にして串にさすだけで楽しい世界が待っているにちがいない。


はたしてどの野菜に付加価値がつくだろう。

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