よく分からなくて疑問がいっぱい沸いてくる本なれ鮨。ちょっと話を聞きましたよ。
僕「液体になってるって凄いですね、ビックリしました。どのくらいから液状になり始めるんですか?」
店長「頭とかは刻んで入れるから、そらもう2,3年で大体形は無くなってくよ」
僕「意外と早い!でも頭刻んでたら普通のなれ寿司としては出せないんじゃないですか?」
店長「そうやね、長い時間漬け込むのは普通に出すのとはまた別に仕込みやるよ。手順もちょっと違って除菌とかちょこちょこ手間かかるしね。ほっとくだけじゃ出来んのやで」
僕「それなのに何で30年も漬けるんですか?」
店長「30年物を製品化したっていうだけで50年物も60年物もあるよ。でもそれらは酢と他の物の層になっとるし10年物やと酸っぱいだけで美味しくない。30年位したらマイルドになってくるからね」
ちょっと気が長すぎてクラクラする。初めて長期間つけたとき、10年漬けて酸っぱいから後20年漬けようってスケールがおかしい。寿命が8000年合ったとしても長いと思う。
結果美味しくなったから良いものの、30年経っても美味しくなかったらどうしたんだろう。その落胆は想像も出来ない。
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