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ロマンの木曜日
 
ダイダラボッチが水戸にいた

大串貝塚公園はダイダラ伝説を元に作られた公園。

公園紹介

大串貝塚公園はとても気持ちのいい公園で、ダイダラボッチ像だけでなく 他にも見所が多数ある。

ダイダラボッチに関してはまだまだ言いたいことがたくさんあるのだが、 せっかく来たので公園の見所も紹介したいと思う。

 


スケール感がわからなくなる植木がモッコモコ。
「巨人の産み落とし」とかそういうコンセプトがあるのかと思ったけど別になにもありませんでした。

かと思えばこういうのもある。
どういう状況だ。

公園の施設で飾られてたダイダラボッチと彗星の写真。 なんか、なんか分かんないけどすごい。

原始人にとっての団地。

モデルハウス縄文

大串貝塚公園でダイダラボッチと並ぶ目玉アトラクションが縄文時代の住居と人々を再現した 縄文広場である。

ここには縄文時代に限らず古墳時代、弥生時代の住居も展示されていて、 さながら原始時代のモデルハウスである。


縄文か弥生かは分からないが、その時代を反映した銅像が置かれています。
そしてダイダラボッチは常に見える。

みなさんお待ちかねの縄文時代の竪穴式住居ですよ。
縄文人も完ぺきに再現。

住居の中でホッと一息。セラピーとしての縄文人体験。

しかし家の外ではなにやら物騒ぎな光景が。

縄文時代における犬VS不審者の構造


嵐の予感。

竪穴式住居の外では、この家の飼い犬と思われる犬(フォルム的に柴犬ぽい)が 家に向かってくる不審な男に睨みを利かせていた。

一体この状況、というかこの銅像の配置はなんなのか。 公園製作者は縄文時代を舞台にしたヒューマンドラマを展開しようとしているのか。


今にも飛びかからんばかりの犬。
魚を土産に油断させようとしてる不審者。

それはまあいいとして記念撮影。縄文人は結構小さい。

貝塚に本当に貝が落ちてた

大串貝塚公園というからには名前の元となった貝塚が当然あるわけで、 その貝塚は公園からちょっと離れた薄暗い森の中にこんもりと存在してた。


これが大串貝塚。ほとんどの塚がそうであるように、実に地味。
ホントに貝がある!

一般常識なのかどうか知らないが、貝塚に本当に貝が落ちてるということに感心してしまった。

だって貝塚なんて戦国時代とか目じゃないくらい大昔に貝を捨ててたところなのに、 現代になっても貝がボコボコ落ちてるなんてなんだかロマンを感じるではないか。 貝塚だから貝、というストレートさも見逃せない。

演出のため職員がばらまいてるとかは考えないことにします。


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