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ひらめきの月曜日
 
とばーがー求めて離島巡り


この船乗りたかったけど目的地が違った。

三重県鳥羽市で地元素材を使ったハンバーガー、「とばーがー」が人気を集めているらしい。なにそれ、面白そう。と思って調べてみたら8店舗、12種類のとばーがーが販売されていて、そのうち3店舗が離島にあるのだ。

離島!それだけでも魅力的なのにハンバーガー食べに行くって楽しそう!船に乗ってとばーがーを食べに行ってきました。

尾張 由晃



先行き不安



より大きな地図で とばーがー を表示
下が鳥羽駅でその他がとばーがーがあるところ。

離島のとばーがー屋さんのうち一件は前日予約が必要だとの事で確認してみたところ、ここのところ海が荒れて漁が出来なかった為に作れないらしい。右下の島には行けなくなった。

離島を回る箇所が減ったのは残念だが仕方ない。電車や船の時間を考慮して、今回は離島2カ所、4店舗を回ろうと思う。


しかし出発時に結構な雨。


何度か予定を立てて、行くぞと思えば雨予報。だんだん切羽詰まって きて記事に間に合わせるのに最後のチャンスの日が曇り予報だった ので意を決して家を出たらこのありさまだった。


車窓からもこんな感じ。こんな写真ばかりじゃ気が滅入りそうだ。


やめるわけにはいくまいと大阪から鳥羽に向かい電車に乗るが 世界は暗い。いやー、これ無理なんじゃないかなー。とばーがー とかただのダジャレじゃん。ダジャレくらいなら、俺、言うよ?

 

お日様って凄い


鳥羽に着いたらこの天気よ。この船に乗るんだぜ!


それが一転、鳥羽に着く直前から雲は消え、澄み渡った綺麗な青空が広がった。それだけでテンションはうなぎ昇り。別に何も起こってないけど晴れただけで超楽しい。

今日は良い取材になりそうだ!とばーがーってダジャレでみんなを幸せにして凄くいいもんだよね!!って気分になっている。お日様って超凄い。「南国の人は陽気」説を強く支持しよう。

 

船楽しい


鳥羽二十三郎。


しかもこれから船に乗って離島に行く。ウキウキが止まらない。チケットを渡して船に乗る。みんな船内のいすに座ってたけど僕は外に出て行き先をずっと見ていた。


風が強くて波が高かった。


低く、大きなエンジン音を唸らせながら船が動き出した。予想以上に速い!ぐいぐいと進む力強さに興奮する。かなり波が高く、船に向かってくるがものともせずに波を割る。

船って海に浮かんでいるものだと思っていたけれど、海に立ち向かうものなんだと思い改めた。船かっこいい。


島が見えたぞー!


そうやって海と闘いながら40分ほど進んだところで島が見えてきた。第一の目的地、神島だ。

 

来てみなきゃわかんないね、島


着岸!


船は絶妙なコントロールで岸に付けられて神島到着。神島は地図で見たら本当に小さな島で何もなさそうだと思っていたが結構大きいし家もたくさんある。地図だけでわかった気になっちゃいけないな。


山と海が近いと島って感じがする。
タコにとったらマンモス団地。

やはり漁業が盛んなようであちこちに漁師道具が置いてある。 特に目に付いたのがタコつぼだ。神島のとばーがーは、たこを 使ったものらしいので期待が膨らむ。


この山海荘でとばーがーが売ってる。
向かう道はこんな感じ。

お店は港から見えていたのでそっちの方向に歩いていくも入口が見当たらない。近くを歩いていた人に聞いてみたら家と家の隙間のような所を通って行くそうだ。

 

とばーがーいなかった


到着。


大阪を出発して4時間強。やっとたどり着いたとばーがー屋さん予想以上にがらーんとしている。ドアを開けても反応なし。まさか。

僕「すいませーん!」

何度か呼ぶとパタパタと女の人が走ってきた。

僕「すいません、とばーがー食べたいんですけれど」

女の人「あー、ごめんなさいねー、今日とばーがーいないんですよ」

僕「えっいない?やってないんですか?」

女の人「そう、今日はとばーがー作れる人がいなくって。ごめんなさいね」

僕「わかりました、ありがとうございます」

とばーがーいなかった。

 

探検楽しい

次の船まで1時間半、さてどうしようか。そういえばこの島は三島由紀夫原作の映画、潮騒の舞台らしい。見たことないけど。とりあえず辺りを見て回ろうか。


神島って名前かっこいい。
お店もあるんだね。

ナンバープレート付いてない方が好き。
おぉ、島の裏に出たら何にもない!

あてもなくふらふらと歩く。高いところに行ったら眺めが良いかなと上に行ったらあっさりと山を越えて島の裏に出た。さっきまでの漁師町の感じとは違う自然あふれるのんびりとした感じ。


これは右でしょう。
あ、鳥。

探検気分で道を歩く。もちろん何も無いけれど。ここには探検気分をそぐものがない。コンビニもない、自動販売機もない。もちろん何にもないけれど、あっちの道は何かありそうだ!


海に出た。
また道に。ここも左に行きたいが時間がない。

探検気分は加速していく。面白い建物や出し物など、用意された楽しいものは何も無いが耳を澄まし目をこらしてアンテナを張り巡らせると鳥をみつけた。波の音から砂浜を見つけた。

もっと探検していたいけれど、もう戻らないと、船の時間だ。


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