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はっけんの水曜日
 
親子で作った洞窟と地獄〜ハニベ巌窟院


石川県に、仏像と洞窟と地獄と……そんなものが入り乱れたとんでもない珍スポットがあるらしい。

その存在は前々から知っていて、ある種憧れに近い場所だったんですが、今回たまたま近くで仕事をする機会があったので、そのついでに行ってきました。

色んな意味で想像を上回るところでしたよ!

(絵と文:北村ヂン



田舎町に大仏の頭がドーン


前々から目をつけていた、とってもスゴイと噂の珍スポット「ハニベ巌窟院」。 名前からはどんなスポットなのか全く想像がつきませんが、公式サイトの説明によると

ハニベとは 昔 埴輪を作る 土で彫刻を作る人の事を言い 現在の彫塑家の事を言います。 巌窟は 洞窟を意味し 院は寺と言う事で つまり彫塑家のつくった洞窟の寺と言う事です。

とのこと。「彫塑家のつくった洞窟の寺」……うーん、説明されてもやっぱりイメージがわきませんね。とりあえず行ってみましょう!


珍スポットの名前がついた路線があるなんてすごい!


石川県の小松駅というところから「ハニベゆき」のバスに乗ります。


バスはガラガラ……というか乗客ボクひとり


へんぴな場所の取材に行く時に乗客が全然いないバスに乗ることはよくありますが、始発から終点まで乗客がボクひとりというのははじめての経験でした。

ボクを輸送するためだけに、こんなバカでかい車を動かしてもらっちゃって申し訳ないやら嬉しいやら……。

しかも、終点近くになったら「ここから先は、ボタンを押してくれれば停留所以外でも止まります」とのアナウンスが。こんなシステムのあるバス、はじめてです。

さて「ハニベ前」バス停に到着!

まあ、いい感じの田舎町ですね。近くに温泉があるからなのか、地面からモクモクと湯気が立ち上っています。なんとも爽やかな朝の風景!

しかし、そんな爽やかな気分を一瞬にして吹っ飛ばすようなものが……。


ん……!? あ、あれは!?

うわーっ、なんじゃこりゃ!?

のほほんとした雰囲気の田舎町に、いきなりドーンとそびえ立つ超巨大な大仏の頭……。どーかしているにもほどがあるビジュアルに、はやくも脳がオーバーヒート気味です。

そう、ココが目的地の「ハニベ巌窟院」! ウハーッ、確かにこれはものすごい珍スポットの予感ビンビンですよ! さっそく中に入ってみましょう。

敷地内に入るとますます威圧感全開の大仏。コレ、全高15メートルもあるんだそうで……ものすごい迫力です。


いきなりジャンルめちゃくちゃな像がワンサカ

その大仏を取り囲むように無数のお地蔵さんがズラズラ〜ッと立ち並んでいるのもかなりショッキングな光景です。なんか怖いよう。



アートといえばアート。ゴミといわれりゃそのようにも……


さらに、どう考えても地蔵でも仏像でもなさそうな謎のオブジェがちょいちょい混ざっているのも気持ち悪いんですよね……。なんなの、ココ!?


珍妙なオブジェに囲まれて、居心地悪そうな大仏


かと思いきや、いたって普通な大仏があったり。



カッコイイ白馬の像(汚れで下半身は若干ゼブラ)、アーティスティックな雰囲気の女性の像。

なんだか異様なオーラを放つ赤い人……。

こちらもある意味存在感がすごい緑色の人。

なぜかすみっこに放置された昇り龍……。

うーん、うーん。この統一感のなさは尋常じゃないです!

大小、和洋、ジャンルもバラバラな像が建ち並ぶ、ひとことでは非常に表現しがたいビジュアル・ショック!

記事の序盤にして、はやくも衝撃のピークを迎えてしまった感もありますが、ここ「ハニベ巌窟院」のメインはこれからなんです!

「巌窟院」というだけに洞窟があるのですが、その中がとにかくスゴイらしいんですよ。

ありました、洞窟の入口。

切り立った崖に突然ポコッと空いた横穴。その脇には赤銅色をした阿吽の像。上には謎の植物がビッチリ。

腰をかがめて入らなければならない微妙な穴の高さも相まって、ものすごーく……入るのに勇気がいります。


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