「いま跳んでいるあの人、日本でも有数のラート選手ですよ。」
確かに見学していてもレベルの違う人が何人かいるなと思って見ていた。さすが総本山だ。
--競技人口はどのくらいいるんでしょう
「競技会に出てくる人たちはざっと2〜300人くらいでしょうか。日本ではまだまだこれから増えていく競技だと思いますね。」
小山さんをはじめ多くの日本選手は大学に入ってからラートを始め、すでに世界レベルの戦いをしているのだ。ラートはこれから始めても十分に世界に出て行ける競技といえるだろう。
「今いっしょにやっている10代の子らがこのまま続けたら、たぶんたいへんなことになると思いますよ。」
未来のチャンピオンはここからうまれるのだ。さてうかうかしていられない、さっそく僕も始めなくては。
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