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フェティッシュの火曜日
　
ヒューマンビートボックス超入門

指を使ったりする技もあり

決まった曲をやらなきゃいけないとき（たとえばダンスとのセッションとか）、楽譜に表せないのでこんなふうにメモ取ったりします

ヒューマンビートボックスのいま

元々、世界中で、それこそ「ヒューマンビートボックス」って言葉すら知らずに独学でやってきた人たちがたくさんいた。そんな人たちが、インターネットを通じてどんどん繋がってきている。いまヒューマンビートボックスシーンは、すごくエキサイティングな状態なのだ。

特に、インターネットが動画の時代になってからは、今まで音声で聴いてやり方を想像するしかなかった技の数々が、映像で見ることできるようになった。それによって技の交流も進んできて、世界的にもうグングン活気づいているのだとか。

そしてネットだけじゃない。世界大会なんかも開催されて、国際的に人の（そして技の）交流が生まれている。そこは英語がわかんなくてもビートボックスだけでコミュニケーションが取れてしまう、夢のような世界だそうだ！

 

ビートボクサーの苦悩

そんな盛り上がっているヒューマンビートボックスシーンだけど、ひとつだけみんなが共通して抱えている悩みがある。

それは「うますぎて困る」という話。

再現度が高すぎて、普通の楽器に聞こえちゃうのだ。だからたとえばCDにしても、知らない人が聴いたら「ふーん」みたいな感じになってしまう。

映像の出ない音声だけの仕事をするときは、いつもより人間くさい、声とわかるような音を出したりするんだそうだ。


これもすごい再現度。スクラッチ。（後にアヒルのような声が入っていますが、あれはアヒルではなくて僕たちです）

 

締めはセッション

さて、僕らのレッスンに話を戻そう。締めは初心者4人によるセッション。中身は全部アドリブ。今日はじめたばかりの僕達も、ビートボックスだけでコミュニケーションが取れるのか。

そのようすは動画で。見どころは、最後、「1、２、３、４」で締めることになっていた僕が、慣れないマイクで思ったよりでかい声が出てひるんでいるところです。


ビートを通したコミュニケーション！ができてるんだかできてないんだか微妙な感じだけど、後半になってだいぶ慣れてきて、リズムも複雑になってきてるのがわかるでしょうか！

一日のレッスンを終えて、なんとなく成長を感じた瞬間だった。そしてその後、ここで得たものが実を結んだ結果が、すでに公開されてるこれ、というのがこのサイトらしいところではありますが…。

やみつきになります

3時間くらいのレッスンだったけど、ひたすら楽しかった。
このサイトの取材って自分が興味あるところに行くからどこ行っても大抵楽しいんですが、今回は 「家帰ってからまたやろう！」「いや帰り道にやろう」って気持ちが急くほどの楽しさだった。

では最後になりましたが、よれよれセッションの口直しに、カルカルのイベントでのセッションをどうぞ。これ見せられたら、そりゃその場で取材もお願いしますよ。ほんとに。

出演者は奥からKAZさん、Dharniさん（from シンガポール）、Reeps Oneさん（from UK）、SkilleRさん（from ブルガリア）、AFRAさん。ここに載せるつもりじゃなかったので画質悪くてすいません…。

 

取材協力 KAZさんプロフィール

KAZ　　　Beatboxer　Singer　[福岡県福岡市出身]

９９年アカペラグループに影響され練習を開始。当時BEATBOXERが周囲にいなかったため、そのスキルはオリジナリティーの高いものに。高校卒業を期にアメリカに留学。クラシックボーカルを専攻する傍ら、BARやイベントでBEATBOXを続ける。 NY市の地下鉄や路上演奏を経て日本に帰国。帰国翌日にBEATSICK.JPを結成し、全国的に活動を展開。2008年4月イギリス、ロンドンQueen Elizabeth Hallで開催のBOXCON'08(ビートボックス世界大会)ファイナルステージに出演。09年ベルリンで開催のビートボックスバトル世界大会に日本人初出場し、入賞を逃すも、世界ランクの仲間入りを果たす。現在のLiveソロワークでは、loop機材を使用してトラックメイクからシンガーの領域まで、ミュージシャンとしてのアプローチを深めている。

2008ビートボックス日本チャンピオン

< 共演、出演、セッション >
DEEP（元COLOR）（rhythmzone）
小沼ようすけ（SONY MUSIC）とのライブ共演。
TOKU（SONY MUSIC）とのライブ共演。
椎名純平（R&C Japan）とのライブ共演。
Raul Midonと空港で遭遇、有名人と知らず遊びでセッション。
TOKUJIN　YOSHIOKA個展にてコラボレーション。
JUNKO KOSHINOファッションショー「miss JUNKO」に出演。
ヘアーデザインショー「anti」に演奏出演。
西野名菜（YoshimotoR&C）ライブサポート
いつか（avex io ニューカム）とライブ共演。
adidas　+　DefJam　記念イベント　シンガポール　出演。　

＜メディア＞
フジテレビ　力の限りゴーゴゴー！ハモネプ第一回九州予選「The Me§enger」
FreeWAVE FM77.7、LOVE FM FM78.7、AI-vision press、AI-vision TV、
PodTV、Livecast、J-WAVE、TOKYO FM、ニッポン放送、アップルストア福岡店、アップルストア渋谷店
NHK総合5/13「テレ遊びパフォー！」BEATSICK.JP特集、8/26「パフォー！夏フェス」COLORコラボ
NHK総合「パフォー！」つるの剛士コラボ
他多数

■レギュラー出演番組
ニコニコ生放送「テレビSICK.JP」
毎週月曜日22時〜23時

番組アクセス方法はこちら参照↓
https://www.youtube.com/watch?v=xISuC4fRXjU

■世界の楽器店で絶賛発売中■
（株）KORGよりミニ鍵盤型サンプラー「microSAMPLER」が発売されました。
製品のプリセットサウンドの一部と、製品紹介PVに出演しています。
https://www.korg.co.jp/Product/Synthesizer/microSAMPLER/

■検索「beatbox　kaz」

■その他、今後の出演予定等はこちら→　https://beatsick.jp/

　

　

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