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ロマンの木曜日
 
安い牛肉を霜降りに変える裏技


この脂肪分の少ないオーストラリア産牛切り落としが、国産牛のようになります。

友人から、安い牛肉をおいしく食べる方法を教えてもらった。ちょっとの手間で、外国産の赤身肉が、まるで国産の霜降り肉のようにになるらしい。

けっこう飲食店などでも使われている裏技のようなので、さっそく私も試してみた。

玉置 豊



洗濯機を使います

この裏技に必要なのは、無料でもらえる牛脂、ジップロック、そして全自動洗濯機。今回は100グラム108円のオーストラリア産牛切り落とし肉を使用。豚肉みたいな値段だ。

まず、ジップロックに牛肉と牛脂を入れて、なるべく空気を抜いて閉じる。


牛脂はなるべく真ん中に置きます。

そして洗濯物と一緒に洗濯機に入れて、洗い→すすぎ→脱水のフルコース。コツはまだ温かいお風呂の残り湯を使うこと。これで牛脂が程良くとけるのだ。


袋が破けたり口が開いたりすると大惨事になるので、チャックが二重になっているちゃんとした袋を使いましょう。

ちなみにこの方法の対象は薄切り肉のみなので、霜降りステーキが食べたい場合は、相応のお金を出して買う必要があるそうだ。

 

本当に霜降りになった!

ピーピーピーと長渕剛みたいな洗濯終了の合図が鳴ったところで、恐る恐る洗濯機をあけて、洗濯物に押しつぶされた牛肉をとりだす。


あ、霜降りになっている!

すごい、本当に霜降り肉になっている。なんだこの錬金術は。洗濯する前に比べると、赤身の中に細かく牛脂が染み込んでいる。たぶん値段にして三倍は価値が上がったのじゃないだろうか。

理屈としては、もともと赤身も霜降りも、脂肪が貯まるスペースは肉の繊維中に同じだけあって、赤身の肉を牛脂と一緒に洗濯することで、お湯で溶けた牛脂が肉の脂肪スペースに染み込み、それが脱水の過程で定着するらしい。

もちろん赤身肉もおいしいけれど、今日はすき焼きを食べようと思っていたので、やっぱり霜降り肉はうれしいな。

食べても霜降りの味がする!

洗濯機で作った霜降り肉をさっそくすき焼きにして食べてみたのだが、ぐるぐる回されたためか肉がとても柔らかく、後入れされた牛脂も自然な感じだ。あまり牛肉に詳しくないだが、何も言わずにこれを出されたら、「お、今日はいい肉だな」と思うだろう。

ただ、あまりにも簡単に霜降り肉が手に入ってしまうと、高級な国産牛のありがたみがなくなってしまいそうなので、この方法は年に二回までと自分の中で決めることにした。

肉を焼いてから割り下を入れるタイプのすき焼きに挑戦。

この記事はエイプリルフール企画のために作ったうその記事です

 

 
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