去年一眼レフカメラを買ってから写真を撮ることが楽しくて、どんどんレンズが欲しくなる。今は魚眼レンズという広い範囲が写って周りがゆがんで見えるレンズが欲しいのだが、高い。
レンズだけで一本5万円以上もする!カメラ本体買う時に5万円か、高いなー。とさんざん悩んでいたのにレンズだけで5万円だ。なんだそれ。でも欲しい。
(尾張 由晃)
プロから情報が
「魚眼レンズ欲しい、魚眼レンズ欲しい」とtwitterというサイトにずっと書き込んでいた。その日もいつものように魚眼レンズ欲しいと書き込んだら、ある方から返信が来た。
プロのカメラマンをしてるという方からこんな情報が!! ガチャポンというとアレだ、おもちゃの入ったカプセルのやつだ。 あんなので!?まさか!?あんなので魚眼になるの!?
ホントに出来んのか
まさかガチャポンで!なんでそんな事になるのか聞いてみると。
「高価なレンズといえど結局は光を操ってるだけですから。魚眼は周辺部を屈折させて中央の光はそのまま通す。ガチャポンの形なら同じ効果は出せるんですよ。そんなに綺麗には写らないですけどね」
なんと!そっれは試す価値あり!!
で、出来たのがこれ。
教えて貰ったとおりに付けてみたらバカっぽい。やっぱりこれは駄目なんじゃないかとファインダーを覗いて驚いた、広い!写る範囲が凄く広い!!そして周りがぐにゃっとしてる!
確かにこれは魚眼っぽい!!
全然違って凄い楽しい。
大喜びで外に写真を撮りに出かけた。するとこれが違うのだ。写りが全く違って撮ってて楽しい。
写る範囲が全然違って、足下からビルのてっぺんまで写る。通常、ビル全てと、この像を全部写そうと思ったらかなり後ろから撮らないといけない。すると像が小さくなるのに、これなら大丈夫。
まさかこんなに効果があるとは!
デメリットもある。
でももちろんメリットだけじゃない。気づいているだろうけれど、中央に妙なのが写るし全体がぼやっとする。カプセルをかぶせているためと、その中心に透明じゃない部分があるためだ。
そして普通のレンズの前に付けるからレンズがそれに反応してオートフォーカスが効かなくなり、ピントは自分で合わせなきゃいけない。
前がでっぱってるからあまり被写体に寄れないし、寄らないと魚眼っぽくならないので小さなものは撮っても面白くない。
それでも100円なら充分楽しい。
と、そんなデメリットもガチャポンならば許容出来る。だって魚眼っぽさが100円で手に入るんだもの。うまい棒が1000円ならうまくないけど10円だから美味いよね。って話だ。
そしてやっぱり楽しい。何を撮ってもいつもと違う世界、いつもと違う視点で見れる。それがガチャポンのフタで出来るって凄い。是非とも皆さん試してみて下さい。
やっぱり魚眼は欲しいけれど今の僕にはこれで充分だ。というか、大体の人はこれで良いんじゃ無いだろうか。一眼のレンズの前にガチャポン。これは流行りそうな気がしてきた。