東武博物館の車両基地

もう少し近いと思ったけど案外時間がかかって、東武伊勢崎線の東向島駅に到着。この駅の高架下には「東武博物館」があります。

調べるまで東武の博物館があるなんて知らなかったのですが、きっと東武線だらけのジオラマがあるだろう、と思って入ってみると、なぜかいきなりヨーロッパ調のジオラマがお出迎え。しかも車庫やターンテーブルまである！

予想もしなかったいい雰囲気のジオラマ車庫を見られて、たまたま地方のおもちゃ屋でお宝のブリキロボットを見つけてしまったとき、のような興奮を覚えました。そんな経験ないけど。

僕が見たときは何も走っていませんでしたが、ぜひ機関車が機関庫から出てターンテーブルで方向転換して車庫の客車に繋げて出発、という一連の動きを見せてもらいたい。

そのまま奥に行くと、ありました。東武線だけの巨大なジオラマが。

そして、ひょっとしてこっちがメイン？と思うような立派な車両基地が2ヶ所も設置されています！大きさも手頃で、分岐具合もなかなかで、しかも正面からも真横からも俯瞰でも眺めることができる！これはいい基地を見つけた。

さて、続いては伊勢崎線に乗り入れている半蔵門線を経由して、東急田園都市線の宮崎台へ向かいます。

電車とバスの車両基地

宮崎台駅も高架下に東急の博物館があります。その名は「電車とバスの博物館」。入ってすぐの場所に大きなジオラマが鎮座しているのですが、そこには小さなお子さんを連れた若いお母さんたちが溜まっていて、非常にカメラを出しづらい状況でした。きっと彼女たち僕より若いんだぜ、と思うと、いったい自分は何をやっているんだろう感に包まれて、すごくモチベーションが下がりました。

あと、ジオラマの中に基地はあるのですが全体的に詰めが甘くて、工場っぽい建物には出入口がなく、あと、そもそも基地の線路が本線に繋がっていませんでした。これでさらにテンションダウン。これ完全ダミーじゃん！（しかし、ほかの人にとってどうでもいいことを熱く語ってるのってすごくかっこわるいですね...）。

若いお母さんたちの「この人なに？」という視線に耐えながらジオラマを撮影したものの、残念ながら基地としての魅力はいまひとつ。その代わり、すごく精巧な検車区の模型と、珍しいバスの車庫のジオラマが展示してありました。

次は、博物館ではなく、こういった模型を作っているメーカーに行ってみたいと思います。