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フェティッシュの火曜日
 
恐竜になる

恐竜になってオフィスにお邪魔した

できた、しっぽができた。思ったより長さが足りなかったが、それっぽいのはできた。4キロと重みも足りない気もするがはじめはこんなものだろう。

これから恐竜のしっぽをつけて外に出るのだが、まずは撮影のお手伝いをお願いするため、ニフティにお邪魔した。


うわー、これどうなの?と気乗りしてない安藤カメラマン

恐竜のしっぽの価値、伝わらず

「う〜ん、しっぽをつけたらこんな良い事がある、みたいなところを探っていこうよ」と安藤カメラマン。

何か救いを探そうという雰囲気だ。ああ、これは失敗作なんだな、と初めてわかった。

妻よ、私が馬鹿だった。帰りにアイスを買っていく。


恐竜はモテるのか?

しかし救いもあった。しっぽという物自体「かわいい!」ようだ。

しっぽはモテる、かろうじて

ということで、いいところや感じたところを紹介していく。世間はipadやXperiaを速攻レビューしているが、恐竜のしっぽ速攻レビューだ。

編集部にいた橋田さんからは「カワイイんじゃない?何のしっぽ?」と褒めていただいた。なるほど、しっぽはかわいいのか。アニメのキャラクターによくいるわけだ。

ただ、恐竜なんです、と答えると「あー…」とされてたので、何かが違ってたようだ。

犬、猫のしっぽはかわいい。だが、恐竜のかわいさはとても微妙なもののようだ。


恐竜の感情表現

安藤さんから「感情表現に使えるんじゃない?」と。これは怒られた時。
これは物をもらった時。今はこの2通りしかないので、飴とムチを繰り返しひたすら服従する人生を歩む。

しっぽは口ほどに物を言う

目は口ほどに物を言う。言わねーだろ、と思ったりもするが、あとアイススケートは氷上の格闘技とか聞いても、ちがうだろ、氷上の格闘技は氷上相撲だろ(ないけど)、と思っても大人だから口にはしない。それが、慣用句というものなのだ。

ああ慣用句!いや、慣用句のことはいい。写真の通り、しっぽがあることによって感情表現ができた。

動かせても多少、といった程度だが、ないよりあったほうがいい、そしてその心が私の家をゴミ屋敷にしていくのだ。


恐竜のワーキングスタイル

イスはこう使うことになる

しっぽがあっても、椅子は楽

椅子は使わないかな、と思っていたが、椅子は思ったよりも楽。しっぽが4キロあるのでちょっと台に載せるだけでもかなりらくちん。

よって、現代の人類にしっぽがあったとしても椅子はなくならない。イームズもあの世でホッとしていることだろう。


フリフリしてるだけの単純な動作はやっていて楽しい。しっぽの醍醐味。

いる!

 

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