それでも楽しいのがウルトラマラソンなのです
天候に振り回されたり、装備の不備があったり。毎回このクラスの長いマラソンに出ると何か起こります。大体が厳しい状況に追い込まれる出来事なのですが、あとから考えるとその一つ一つが全て楽しく感じられる。それがウルトラマラソンの世界。「112kmのマラソンはとても楽しい」の記事でも書いた通り、理解されることはほとんどないですが、それぐらい楽しいのです。
足の爪が剥がれて、幻覚が見えて、膝が壊れる。サプリメント飲みまくって、オニギリとか同じような物食べ続けて、寝不足になって不健康極まりない。参加選手に医者もいるのですが、「普段は健康に悪い事はするなと患者に言っているが、これほど健康に悪い事は無い」なんて冗談で言っていたりもします。けど、走り終わると楽しいのです。だから何度でも参加したくなる。さて、次はどの大会に出よう。 |