いやぁ、やっぱり古民家は良いですな。今の建物には無い、風情というか、色気がある。
前回泊まった所も、今回泊まる所も、間取りは板張りの囲炉裏部屋に、畳部屋が二部屋と結構広い。なので一人だけだと空間的にかなり寒々しい感じだが、さすがにこれだけの人数だと、むしろ狭いくらいで非常に活気がある。
畳は踏むとへこんだり、一部反り上がってしまっていたりと、多少傷んでいる感じはするものの、囲炉裏の板張りはしっかり磨かれていて、一朝一夕じゃ出せないほどのツヤがあるし、土間もしっかり掃除されていて清潔感がある。良い感じだ。
熟練者は火を熾すのもあっという間
そうこうしているうちに、囲炉裏の方で動きがあった。どうやら、火を熾すらしい。到着して早々だが、やはり本来、火は何よりも早く確保するべきものなのだろう。
その行動には、きちんとした計画性を感じる。前回の私のように、行き当たりばったりで、とりあえ熾すか、というのとはわけが違う。そりゃダメだわな。 |