そう、親の恩というのはつい忘れがちなものなのだ。しかし、こうした言葉と出会ったことがきっかけでよみがえる記憶というのがある。この記事の冒頭にも書いたが、子供の私がレストランで逆流させたものを父は両手で受け止め、ぎりぎりで事なきを得たのだ。
もうちょっと増しな恩を思い出した方がいいだろうか。…そう、あれは小学4年のことだったと思う。ずっと行きたかったバイキングに初めて連れて行ってもらったのだ。
確か新橋のホテルだった。あれは本当にうれしかった。
でも食べ過ぎて、帰り道で電柱に吐いた。レストランで吐かなかったところに成長を感じてほしい。
小学5年のときには父に頼まれて薬局で痔の薬を買ってきたことがあったので、恩返しはそれなりにしているとも思う。 |