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コラボ企画
 
大きな携帯電話を作って待ち受けになる

ぜひ有終の美を飾りたい

ローソンがロッピーで24週間毎週エヴァンゲリオンの待ち受けを配布するキャンペーンを行っている。このローソンコラボ企画はその待ち受けをもらい記事を書くというもので、ついに今回で最終回となる。

最終回の今回はそのキャンペーンを受けて、というわけではないが「待ち受け」を作ろうと思う。単なる待ち受けではない。大きな待ち受けだ。やっぱり大きな方が素晴らしいからだ。

一年に一度くらいしか会わない親戚のおじさんは子供をみると大抵「大きくなったな〜」と褒めてくれる。決して「小さくなったな〜」とは言わない。やっぱり大きなことは素晴らしいことなのだ。

というこで大きな待ち受けを作ります。

地主 恵亮

>> ローソン エヴァンゲリオンキャンペーン


大きな買い物から始まる

大きな待ち受けを作るというのは、大きな携帯電話を作るということだ。画面が大きいので必然的に待ち受けも大きくなる。携帯電話の「携帯」はきっと小さく携帯しやすいことから命名されたと思うが、これから作るのは大きな携帯だ。


これで作ります

スチレンボードというもので、もはや携帯できない大きな携帯を作る。ハンズで買ったのだが、こんなに大きな物を買ったのは久しぶりだった。値段的な大きな買い物ではなく、サイズ的な大きな買い物だ。当サイトのWebマスター林さんの身長が210センチなのでそれより大きいわけだ。


そんな大きな物でこれを作ります

誰も得しないウソをついてしまった。林さんの身長は210センチもない。このスチレンボードは180センチだ。自分の携帯電話の長さをはかり、縦を180センチにすると横幅はいくつかという数学的な知的な計算をしながら設計図を描いた。僕が。


算数のレベルです(実寸を8.5倍するだけ)

明るい未来が見える工作

設計図を描き、スチレンボードに鉛筆と定規を使い線をひき、切れのいいカッターでスチレンボードを切っていく。当たり前のことだけれど、工作が下手だった僕は今までこれすら出来なかったのだ。初めての自転車で補助輪もなしでいきなり高速道路を逆走するような感じで今まで工作をしていた。


灰色の服を着た僕は自信に満ち溢れている

編集部に見守れながらの作業(謝っているみたい)

主だったトラブルは無く順調に作業は進む。それは僕に晴れた日の見渡しのいい一本道を思い起こさせる。道は綺麗に舗装されておりすいすいと進むのだ。ワクワクしながら画面の部分も切り抜いた。待ち受けがどうなるか楽しみで仕方が無い。完成したらすぐに試そうと思う。


先にそれをやっちゃう人

いやいやいや、と自我が芽生え始めた子供並に「いや」を連発した。今回の企画のゴールを先に編集部安藤さんがやってしまった。もちろん今からもっと携帯っぽく完成度を高めるけれど、なんとなく僕がそれを一番にやりたかった。器が小さいと言われてもいい。作っている携帯は大きいから。


完成度を高める

なぞなぞです

林さんも大きなスライド式の携帯電話を作り始めていた。普段は惰性で使っているので、携帯のボタンなんてよく見たことが無かったけれど、今回は作らなければいけないのでまじまじと観察した。僕が携帯ならその「まじまじ」に赤面するくらいのまじまじだ。


携帯を作る林さん

林さんも携帯電話をまじまじと見たようで「携帯には頭がある」との発見が発表された。続いて「携帯にある砂漠は?」というなぞなぞも出題された。今まで気が付かなかったなぞなぞだった。


正解はサハラ砂漠(左のボタンを縦読み。右のボタンを縦読みすると「あたま」)

この日、世間はワールドカップで日本がカメルーンと戦う話題で持ちきりだったが、この現場ではなぞなぞがサッカーを制していた。そんな会話をしつつも、どうにか大きな携帯電話が完成した。いいできだ。


地主作携帯電話

林作携帯電話

待ち受けになります >
 

 
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