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ちしきの金曜日
 
駅ナカ・駅チカのおにぎり専門店めぐり


おにぎり12個食べてきました

最近、ちょっと大きい駅の構内や近隣にに「おにぎり専門店」が目につくようになった。

駅を使う時に横目で「おいしそうだなあ」と思いつつも、今まで利用したことがない。

今回は、そんな駅チカ・駅ナカのおにぎり専門店のおにぎりを色々食べてきました。せっかくなので、お店でも一番高いメニューを食べてきましたよ!

斎藤 充博



駅のおにぎり専門店

ちょっと大きい駅によくある、おにぎり専門店。傍目から見るとものすごくうまそうだ。

僕は今までこういうところでおにぎりを食べたことがない。こういうところのおにぎりは、コンビニのやつよりもちょっと値段が高くて小さめなのだ。意識してみると、ちょっとした高級品という感じがする。

しかし、高級品といっても絶対額としてはぜんぜん高くない。200円とか300円とか出せば高級おにぎりを味わえてしまう。よし、せっかくなのでここは清水の舞台から飛び降りたつもりで、おにぎり専門店の一番高いおにぎりを食べ歩こう。大丈夫、清水の舞台と言っても、せいぜい300円くらいの高さである。


清水の舞台から飛び降りるけれど…
意外と大丈夫だったりするはずである

 

鮭のおにぎりが250円(大宮駅 ・ほんのり屋)

ほんのり屋はJR東日本の小会社が経営しているおにぎり屋さんだ。大宮の他にも池袋とか東京とか上野とか、首都圏の大きな駅で営業している。東京都内で行動している人は、一度は見たことがあるのではないか。


いつ見ても結構人が入っている

このおにぎりを置いてある木の枠がまたソソる
そして狙うは「とき鮭むすび」250円。立派な価格!

ここでのおにぎりは、大体150円〜200円くらいで売っている。今回僕が食べてみたのは期間限定の「とき鮭むすび」。

これが一番高くて、値段はガツンと250円!「とき鮭」がなんのことだか僕にはさっぱり解らないが、これはもう間違いなくうまいんだろう、と確信させる強気の価格設定である。


そしてこれが「とき鮭むすび」

おお!やっぱり小さい!でもこれが高級感なんだと思う。

それにしてもこのお皿のスペースの空き具合はどうだ。まるっきり「一つだけ食べる」ことを想定されていない。これは「2個くらい食べといたほうがいいんじゃないの?後でお腹空かない?」というお店側からのメッセージに思えた。


携帯と比較するとこんなもん(比較しない方が良かったかもしれない)
おにぎりって食いかけのほうがうまそうに見えませんか

しかし食べてみるとこれはうまい。やっぱりお米の味が違うのだ。鮭もでかい。
その上、一つ驚いたことがあった。それは…


お皿があったまっている!

これが250円のおにぎりを出す気遣いというものか。お皿に触った瞬間びくっとした。そういえば、真冬に温められた草履を出された織田信長。彼も多分履いた瞬間びくっとしたんだろうな。まさかこんなところで天下人並の扱いを受けるとは思ってもみなかった。


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