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ちしきの金曜日
 
平日のAM5:00がピークの祭り


 

夜更かしなネットユーザーも寝静まって静かになる平日のAM5:00。そんな時間帯に盛り上がりがピークを迎える祭りがある。博多祇園山笠だ。

いわゆるマーケティングの常識等をはるかに超越した祭りの狂いっぷりを見てきました。

T・斎藤



毎年7月15日、開始時刻はAM4:59

山笠は、毎年7月1日〜15日に行われる。
その最終日である15日に「追い山」という祭りのクライマックスがある。それは曜日に関係なく毎年7月15日と決まっているので平日の年もあれば休日の年もある。今年は超平日の木曜日だ。

曜日だけでもかなり観光客にとっては障壁だが、その上開始時間がなんとAM4:59。「越えられない壁」と言ってもいいくらいのすごい時間に始まるのだ。

しかたがないので、ホテルをとって前日から博多入りすることにした。

 

九州北部に集中豪雨

私が博多入りした7月14日は、朝から大雨だった。
山笠は、どんな雨でも延期しないという。が、
「本当にこんな天気でもやるんだろうか?」
と不安になるほどの大雨だった。

どれくらいかと言うと、


・私が乗る予定のJR長崎本線は線路が冠水、運転見合わせとなった。

・ちょうど、博多から長崎へと向かう電車に知り合いが乗っていて、8:35長崎駅着の予定が9:30の時点でまだ着いてないとのこと。

・その後、途中の小長井駅というところでずっと停車。

・13時くらいに「今どう?」と、聞いてみたら「まだ小長井ですが何か?」という返事が返ってきた。

・お昼には、乗客みんなで駅の外に買い出しにでかけたそうだ。駅前のスーパーが大賑わいだったとのこと。

・結局、8:35長崎駅着の予定の電車は、なんと6時間遅れの14:30時に着いた。(!)

・JRからお詫びにパン2つとお茶が配られたそうな。それと特急料金が返金された。

 

さらに、別の知り合いがその日たまたま博多にいて、
ツイッターでその時の状況をつぶやいていた。

それによると、

 

・キャナルシティなう。館内放送でこの区域に避難勧告が出てるとな (11:10)

・中洲川端の川がこんな感じで。 (14:11)


といった情報がリアルタイムで入ってきていたので、
本当にこんな状況で祭りが行われるんだろうか?
というか今から行っていいんだろうか?
という思いでいっぱいだった。

ところが予約したホテルに電話してみると、
「山笠は雨でもやりますから、やるんじゃないでしょうか。」
と、実に淡々とした返事。おいおい、ホントかよ!?

というわけで、
いろいろと不安を感じつつ博多へと向かったのであった。


長崎駅にて。怒濤の運休。 博多まで辿り着けるのか?というか本当に祭りあるの?


博多に到着

私が長崎を出発したのは、JR長崎本線の運転が再開した15:25。が、それでも列車は度々一時停車を繰り返し、普段より一時間以上遅れて博多に到着した。

(一時停車の主な理由が、「駅が満線のため」というなかなかレアなものだった。)


博多駅の様子も、やはりいつもとは違って
雨により混乱してるのが伺えた。


PM6:13なのに電光掲示板がスッカスカ。14:40門司港行きが表示されているのも謎。

という具合で、鉄道ダイヤが乱れまくるほどの大雨だったわけだが、駅の外に出てみると、いきなり絢爛たる「飾り山笠」が私の前に姿をあらわした。


どどーん。

すっかり前置きが長くなってしまったが、
肝心の祭りの中身については次のページから!


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