普段暮らしていて、なんとなく目に入ってくる広告や雑誌。そこにはたくさんのモデルやタレントが登場するが、その人たちはかっこよかったり美人だったりすることが多い。
商品を訴求する目的なのだから、魅力的な人たちを起用するのはわかる。ただ、同じようなコンセプトのものであふれかえっていると、それぞれが埋もれてしまい、あまり印象に残らないということも起こると思う。
そう言えば以前、おみやげにもらったお菓子で今でもよく覚えているものがある。よくあるしゃれたパッケージではなく、どうにも情けなく見える顔が描かれていたものだ。
今も心に残る、情けない顔。そういうわけで、心にこびりつくような情けない顔を探して回ってみた。
(小野法師丸) |