明暗くっきり第四フレーム
残るは2フレーム、点差は1点。追いつけるかタクアンズ、それとも逃げ切るのか高菜ーず。まずは高菜ーず、本日唯一の得点者、山下選手の一投です。
それるかと思われた石はカーブして円の中に!山下選手、円に入れるのは本日二度目。好調をキープしています。
選手の声
やばい!決められたっ!!ここでの一発はかなり痛い。と思うが、決まってよかったー。とも思う。だって、あのまま終わったら最初の一投以外やらなくてよかったじゃん。ってなりかねなかった。
だがこのままでは終わらない!あの石をはじき出すんだタクアンズ!
タクアンズは距離を把握出来ていませんね。作戦会議時の差が出ていると言って良いでしょう。
生まれる大技
第四フレーム最後の一投です。青い石の内側に入れればタクアンズの得点、入らなければ高菜ーずの得点です。 次の最終フレームを二点差で迎えるか、同点で抑えられるか。
円までの距離は掴めていないし敵の石に当てるコントロールもない。運任せで投げるにはあまりにも大事な一投。どうする、どうする…
ハッ!ここで生まれる圧倒的ひらめき。距離感、コントロール、そのどちらも無いなら、それが関係ないようにすれば良い!!
円の真ん前まで滑ってきたー!良いのか、これはルール上オッケーなのかー!?
---説明しよう、ハイパーオリンピックとは、オリンピックを見ていた時に「カーリングって、円の所まで滑っていけば良いよね」と、思った事を現実にした技なのだ!
ここまで近づいておいて石はオーバー!
なんと、作戦通りにいったものの失敗!このミスでチームは二点差に。だが、感覚はつかんだぞ。次は、決める。
逆襲の最終フレーム
さぁ、ついに最終フレームまでやってきました。泣いても笑ってもこれで最後。どういう結果が待っているのでしょうか。
二点差をひっくり返すにはタクアンズは全員が入れなきゃいけませんからね、厳しい状況です。
山下選手のミスでタクアンズなんとか希望を繋ぎました。タクアンズ、最後の攻撃です。
さっきのハイパーオリンピックで何かコツを掴んだのでしょうか。小声で熱心にアドバイスをしています。
高岡選手
おーっと、バラした!高岡選手、アドバイスの内容を大声で繰り返したー!
小声、意味ないですね。
来ましたッ、最後の最後で希望を繋ぐタクアンズ!初めて円の中に入れてきました!
見事なハイパーオリンピックでしたね。最後まで落ち着いていました。すばらしいです。
まさかここで入るとは。期待はしていたが予想外の一発にテンションが上がる。イケる!今の流れはウチだ!本当に逆転出来そうな気がしてきたぞ!