四万十川源流の水はうまかった
いやはや、何とも感無量。ついに源流点までたどり着いた。
ここに立つ為に、河口から自転車をこいで、電車に揺られて、タクシーとバスを乗り継いで、そして徒歩で、遥々四万十川を遡ってきたのだ。久方ぶりに、何かを成し遂げたという充実感を味わった。
このせせらぎが、下流に行くにつれ無数の支流の水を集め、誰もが知る川幅の広い四万十川になるのだ。河口からここまで地続きで遡り、実感できたその事実。これは、ちょっとした感動だ。
ところで、源流点を良く見ると、水は上方から流れてきており、まだ先がありそうな気がする。岩の間から水が染み出てくるような、本当の源流点へ……いや、これ以上は道が無いし、岩も濡れて危険なので、深追いはやめておくとしよう。源流点のポールが立っている、ここが源流点なのだ。
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帰り際、突然雨が降り出し、ずぶ濡れになった |
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縮尺とか、そういうのはテキトウです |
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