がんじすさんは青山にある某有名大学の相撲部出身という本格派。ただその相撲部は、開校以来はじめてできた相撲部で、後にも先にも部員は彼一人という、大変特殊な部だったそうだ。
ビーチ相撲では、仕切り線の手前に両手をつき、行司の「ハッケヨーイ」の掛け声の「ハ」で立つのだが、初対面の裸の人と50センチの距離で見つめ合うという時点で、つい笑い出してしまった。しかも相手はがんじすさんだし。
どうにか笑いをこらえて立ち会うも、脇の下に手を入れて持ち上げられてさらに大笑い。相手は笑わそうとしているのではなく、私の腰を浮かそうとしている訳だが。フォークダンスに照れている中学生みたいで恐縮である。ちょっと違うか。 |