ほかのチェーン店はどうだ

新宿に展開するチェーン店をまわろうと思ったときに、ファーストフードのほかにどんな店を調べるか考えていた。

数が少なくては意味がないし、こんな場所にもあったのか！という驚きもほしい。そんな中で当初有力候補だったのがコンビニと銀行ATM。

しかし、コンビニもATMも手をつけてすぐに諦めた。あまりにも数が多すぎるのだ。コンビニなんて1ブロックに1店は必ず存在している。

ATMも数が多く、地図にも載っていないので宝探し的には楽しそうだが、今回は時間がなくて断念。

これらを全てまわるには、新宿の街をそれこそしらみつぶしに歩かなくてはならなくなる。

そこで牛丼店である

そんなときに目に飛び込んできたのが牛丼店。そういえば代表的な何社かがシノギを削っているし、新宿は馬券売り場や歓楽街といった「男の街」という一面もある。もちろん忙しそうなビジネスマンも多く、ファーストフードの一種として需要は多いのではないだろうか。

というわけでまずは地図にまとめてみた。

それぞれの店をまわった記録は以下のとおり。

吉野家

松屋

すき家

なか卯

これはまさかの結末。このところの値下げ合戦で元気のいいすき家が少数で、苦戦が伝えられる吉野家が8店と安定して広い縄張りを敷いていた。

3店のすき家と2店のなか卯は歌舞伎町や東口駅前、西口の高層ビル街などの激戦区には出店しておらず、どの店舗も一歩引いて静観、というより中心部に入るための高い壁を乗り越えられないような感じ。

松屋は7店と、ほぼ吉野家と正面から激突。その隙を突いて吉野家の出店がない三丁目などで安定した顧客を獲得しているが、西口のオフィス街が手薄で、ほぼ吉野家の独占状態を許していた。

なんて何を僕は冷静に分析しているのだ。

続いて、飲食店以外の分布状況も調べてみることにした。