数珠繰りに忙しくて撮影どころじゃなかったので写真もムービーも無いが、なんとも不思議な行事だった。
お坊さんと祭壇を囲み、みんなが輪になって会所の壁にそって座る。数珠はその輪にそって広げられていた。
はじめにお坊さんがお経を読み、でははじめますかとなって、長い数珠をそれぞれが手に持ち廻す。最初は反時計回り。数珠には2カ所、仏様を表す大玉と結び目があり、それらが自分の前にくるとやや高めに掲げなくてはならない。
単に廻すだけだと眠くなってしまうのが、大玉と結び目に注意する必要があるので気が抜けない。「南無阿弥陀仏」と唱えながら15分回し、次に逆回転で15分廻した。
先祖の霊をお迎えして、逆回転で帰す、という意味があるのだそうだ。数珠繰りが終わるとお坊さんの説法があり、1時間ほどで終了。終わると、今度はその数珠を子供が持って外に出た。
今度はなんだ? |