努力と気くばりのひと、日立
国内エスカレーターシェア第1位の三菱を追い続ける2位の日立は、努力のひとだ。日夜、試行錯誤を繰り返しているとみえて、ちょっとめずらしい模様の床板や手すりラインがあったかと思うと、だいたい日立だったりする。
床板もほんといろんな模様があって困っちゃうのだ。
この手すりは日立のこだわりらしく、「エスコートライン」という名前がついている。子どもでも、お年寄りでもつかみやすく、乗りやすく、ということらしい。いろんなところに気が配れるひとなのだ、日立は。
そして大きな特徴が隠されているデマケーションライン
もうひとつの日立の特徴としてご紹介した、黄色のライン(デマケーションライン)だが、実は、「手前も黄色い」ということ以外にも大きな特徴が隠されている。
「長めのスカートやサンダル、絶対にまきこますまじ」という、気くばりのひと日立の気合である。 ほぼすべて主観オンリーでお届けしている今日の記事だが、実を言うと、これだけはメーカーの方に教えてもらったポイントだ。
というのも、それまで主に床板と手すりでエスカレーターを見分けてきた私。しかしプロの方はCMやPVでタレントの背後にちらっと写りこんだステップ部分を見るだけで、メーカーがわかってしまうという。うぬぬ負けてはおられじ。なんとかしてステップのみからメーカーを割り出す方法を…と思っていた折、教えてもらっちゃったのである。
日立がんばった。秋葉原のオシャレエスカレーター
さて私が日立製のなかでいちばん好きなエスカレーターをご紹介する。かっこいいホームページでも登場してもらった彼なのだけど、これみると、日立、がんばったよなぁ、て思う。