『プレスの方はこちらへ』と案内をされ、なりゆきで、大使閣下など偉い人の目の前に、座ってしまうことに。…まじですか。
「質問はありますか?」
無謀にも、手を挙げる私。ハッ、何やってるんだ。
何というか、あまりにも急だったので、逆に緊張しなかったのだ。
「今の08年からのベトナムフェスの流れは、どのようなキッカケで始まったのでしょうか」
すごく当たり前のことを訊いてしまった。
「06年に、日本とベトナムの友好のために、ハノイとホーチミンで『ジャパンフェス』を開催したんです。それが、08年の、日本でのベトナムフェスにつながりました。最初は、5年ごとにやりましょうとか、日本とベトナム、交互に開催しましょうとか、話してたんですが、08年は有り難いことに15万人も来場があったので、これは続けましょうと。今後は毎年開催が決定しています。」(日本側実行委員長、松田岩夫氏)
「来年度以降は同時期に、別の場所で、ビジネスフォーラムも開催したいと考えています。いま具体的にすすんでいる例で言いますと、ダナン(ベトナム中部の町)に、介護ビジネスの学校を作っています。今年はフェスとは別に、経済セミナーもやっていまして、名古屋や北海道でも開催する予定です。」(ベトナム側実行委員長、グエン・フー・ビン駐日ベトナム大使)
当たり前だが、きちんとした回答を頂いた。「ベトナムでのジャパンフェスって、一体どんなイベントなんだろう?」と思ったのだが、あまり軽いことを訊ける雰囲気ではなかったので、控えた。(実際は、日本文化紹介のステージがあったり、日本食が食べられたりするイベントだったようです)。
「さ、では次はこちらに」
通された部屋には、ステージゲスト、ダイアモンド☆ユカイ氏と、カブキロックスの氏神一番さんがいた。
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