デイリーポータルZロゴ
検索天気地図路線このサイトについてランダム表示ランダム表示
アット・ニフティロゴ


フェティッシュの火曜日
 
台湾のデカい龍と光る大仏のお寺


 

ふと思い立って台湾に行ってきました…とは前回も書きましたが、台湾というと街中にとてもお寺が多い。しかも日本では考えられないくらい派手な。その中でもトップクラスに派手というか、もはや珍スポットクラスのお寺に行って来ました。日本のお寺の常識からすると面食らいます、ホント。

大坪ケムタ



謎の寺を見たさに片道4時間

日本のお寺というといかにも石なら石、樹なら樹と自然の風合いを活かした建物がふつうですが、台湾はザ・装飾!細かな彫刻に色彩にととにかく派手です。見てると目がチカチカしてきそうな勢いで。

たとえば首都・台北で最古のお寺であり、定番観光スポットである龍山寺。日本だと「最古の寺」というと、古びた地味な建物をイメージするけども…。


歓迎光臨!なぜか台湾のお寺はLED好き。


寄り目にすると3Dでなんか見えてきそうな色遣い。


彫刻もすごい。龍やらステップ踏むおじさんやら。


LED看板つけちゃう感覚は日本のお寺にはないよなー。法隆寺の入り口に「いらっしゃいませ」て光る看板があったらいろいろ問題になりそうだもの。

やはり有名なお寺には有名なお寺なりの風格や雰囲気なんかもあるもんですが(あと物販コーナーとか)、それでも台湾に関しては街歩いてるとフツーに派手だったり豪華だったりな寺を見かけるので、その驚きにも慣れてきちゃう。子供のころは外車見るたびに「おお!」って思ってたのが徐々に気にも留めなくなるような。


適当に歩くだけでこんな派手なお寺が
街中にホイホイあるのが台湾です。


しかし、さらにド派手!さらにデカい!お寺が台湾の南にあるという。派手さだけでもずいぶんクラクラさせられるのに、さらに大きいときた。それは見たい!ということで首都である台北から片道約4時間かけて行くことにしました。


まずは台北から台南へ。
台湾語表記がかっこいい。

台湾版新幹線である台湾高速鉄道。
乗り心地は新幹線とあんまり変わらず。


車窓からもお寺がたびたび。真ん中あたりの派手なヤツ。


台湾はお寺が多いだけでなく、たとえ小さいところでも線香持ってお参りする光景があちこちで見られます。感覚が日本人と近い、といわれる台湾人ですが、宗教における距離の違いは感じますな。

とか考えてるうちに約1時間45分で高速鉄道台南駅へ。この駅は横浜駅に対する新横浜駅、大阪駅に対する新大阪駅みたいなもんで新幹線のための停車駅。しかし駅前はびっくりするほど何もない。

どうやら台南市の中心に行くにはバスに乗らなくちゃいけない。ということでさらにバスに揺られて45分。


広告とかもなく駅はきれいだけど閑散。
ホームからの光景。スカスカです。


バスからの光景も緑が多く、南国ぽい。
台湾第4の都市、台南の中心部に到着〜。


他の都市に比べると台湾独自の歴史が残っているという台南、ぜひ観光も…と思うも、この時点で移動時間2時間半。さらにここから田舎に行くことを考えると、遊んでらんない!ということでそのままバスターミナルへ。


ターミナル、といっても椅子とキップ売り場があるくらい。
「麻豆」という街に向かいます。

色遣いがかわいいバス。ブリキのおもちゃっぽい。
バス脇の広告、富士通将軍って…。あっ、富士通ゼネラルか。


目的地である麻豆という街に向かうため路線バスに乗車。とりあえず始発→終点なので、停留所を降り間違うことはなさそうだ。

それをあらためて「よかった…」と思えたのが、バスに乗るやいなや、バス内には延々ラジオが流れて停留所のアナウンスをしないこと。自分はどこで降りればいいのか…。大音量で「北国の春」のカラオケが流れてきても全くホッとしないよ!それが当たり前だからか、客は全員前に座る。自分の降りる場所が近づくのを見るために。

台南から麻豆まで、路線バスで1時間。ずんずんと街はローカルに。自分が乗ってるバスが正しい道に進んでるのか、いやきっとそうだけど大丈夫か?そんな漠とした不安と見知らぬ地に向かう楽しさが混然一体としてるのがひとり旅の醍醐味。

そしてどうやら正しいらしい、と分かるとちょっぴり安堵。目的地に近づくたびに麻豆の名産である「文旦(日本では「ザボン」の方が一般的?)」関連の看板が増えてきた。


ロードサイドで文旦を売ってる店。王道の名産店。


議員候補もwith文旦。美しすぎる文旦議員を目指して…。


そしてやっと終点、麻豆のバスターミナルに到着!台北市内の地下鉄10分、高速鉄道1時間45分、中継バス4分、路線バス1時間、その他待ち時間やらなんやら入れて4時間強。長かった…。昼飯も食えてないし…。


バスターミナルの周りは文旦畑。
この周りの文旦は袋かぶせられて実物は見えず。


さて目的地に到着。市販の観光マップに載ってるような場所ではないのでgoogleマップをプリントアウトしたものを参考にてくてく歩く。

地図を片手にテクテクと文旦畑をくぐり抜けていくと…おわ、なんじゃこりゃ!というか目的のお寺が見えてきた!まさに派手&デカい!


普通の農村風景の中にもっこりとコレが見えてきた。

つぎへ >
 

 
Ad by DailyPortalZ
 

▲デイリーポータルZトップへ バックナンバーいちらんへ
アット・ニフティトップページへアット・ニフティ会員に登録 個人情報保護ポリシー
©2012 NIFTY Corporation