昔は除虫菊から作られていた
蚊取り線香といえば、誰もが緑色した渦巻状の物を思い出すはずです。虫除けと言ったら、スプレーとか電気で動く奴しか知らないなんて言う人は、直ちに最寄りのドラックストアなどで確認してきてください。今でも沢山使われています。
蚊取り線香は、除虫菊(シロバナムシヨケギク)という花を乾燥させて作った粉から作られます。いや、作られていました。除虫菊には殺虫成分としてピレトリンというものが含まれています。現在はピレトリンを化学的に合成して作ったピレスロイドというものを植物性の粉末に混合、着色して作っています。
その辺の細かい点は「金鳥の夏、日本の夏」でお馴染みの大日本除虫菊株式会社のホームページとかを見ると詳しく出ているのでそちらをご覧ください。
大日本除虫菊株式会社 工場見学
除虫菊はもうほとんど栽培されていません
では、蚊取り線香を作って行きましょう。まず蚊取り線香を手づくりする為の材料を入手します。
ピレスロイドを入手するというのは色々危険な香りがするので止めまして、昔ながらに除虫菊から作りたいと思います。ということで入手したのが一番最初の写真の除虫菊パウダー。
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