いただきましょう

イカだらけ！といってもイカのカーテンを出してないお店もちらほらあった。お店の人に聞いたら、今日の分はもう取り込んでしまった、とのこと。「イカのカーテンが見たかったら午前中に」なんだそうだ。

ともあれ、午後に来たことでプラスもある。午前中にカーテン化していたイカの生干しをすぐいただけるのだ。やはりカーテンは鮮度が一番。カーテン食べるなら鰺ヶ沢の午後と放課後の教室だ。

しまった！

おもしろ取材にしようと思っていたのにやばいもの食べてしまった。う、う、う…

なめていた

イカの道？ぐにゃぐにゃしておもしろそう、とか軽く考えてたけど、イカなのだ。安いのにうまいのでありがたいね〜、で日ごろお世話になっているあのイカだ。それをとれたて干したての最高峰でいただくのだ。

プリッでパッツンパッツンで甘い旨みがじわわわわ。今まで取材で食べてきたなかで一番美味しい。

「わさおくん」で挽回だ

前日に焼きイカ通りをネットで調べていたら「わさお」「わさおくん」とやけに出てくる犬がいる。どうやらもイカのお店で飼われているもじゃもじゃの秋田犬がブログで紹介されて人気になっていたようだ。

よし、わさおくんに会ってその人気に便乗しよう。寄らば毛の多い犬だ！

だれだジョンって

イカ通りを歩いていたら唐突に出くわした「犬の名前はジョンです」なんですかいきなり。

そんなわけで、焼きイカ通り側にも人気に便乗しようと思う人がいて、そちらの思惑とこちらの思惑ががっちりかみ合った結果がこれ。

よし、結果は出た。朝に秋田を出てまた戻らないといけないのであと3本を考えるともう次に行こう。幸い次の嶽のきみロードは近い。

嶽（だけ）のきみ

「きみ」「きみ」「きみ」って書いてあっておもしろいよー、とお薦めされたきみの道。

焼きイカ通りは小さなお店が立ち並んでいて徒歩で回れたが、いよいよ本格的な「ロード」になってきた。間隔が広くて車でないと「きみきみ」実感はむりだ。

きみの歌

お、あるある。たしかに「きみ」がある。車を走らせていると歌にして「きみ」ぃー、チッ、チッ、「きみ」ぃー、チッ、チッ、くらいの頻度できみがある。しかし除夜の鐘よりちょっと早いくらいできみきみ言うとは思わなかった。

「きみ」を君と考えるなら、ただ人を呼びかけつづけるだけの絶望的なラブソングだが、とうもろこしなのでセーフ！ただとうもろこしを呼びかけるだけの人畜無害でとうもろこし害の歌なのだ。