デイリーポータルZロゴ
検索天気地図路線このサイトについてランダム表示ランダム表示
アット・ニフティロゴ


フェティッシュの火曜日
 
待ってました!フーターズ


 

普段いわゆるキャバクラをはじめとしたお姉さんがいる店には行かない。「綺麗な女性と話すこと」にそれほど価値を感じないからだ。綺麗より面白いの方が大事だもの。何度か連れていかれたことはあるのだけれど、結局気ィ使って自分が話してるのに腹立ったし。金払ってるの俺なのに!まあ好きな人からすると「楽しみ方を知らない」と言われるんだろうけど。

しかし同じ女性がいるお店、という括りなのだけど昔々から気になっていて、実際何度か海外で行ってサイコーに楽しかった店がある。それが「HOOTERS」。その日本店が出来るということで…開店1時間半前から並んでみました。ラーメン屋は10分でも並ぶのイヤなのに!それでも行きたくなる店なのですよ。

大坪ケムタ



1時間半ワクワクの行列なんて初めてだ

さて本題に入る前にフーターズについて説明を。1983年にアメリカはフロリダ州クリアウォーターに誕生したレストラン・フーターズ。売りはチキンウイング、そしてチアリーダー風な制服の女の子たち。店をはじめた6人はフードビジネスの経験がゼロだったのにも関わらず大ヒット。現在はアメリカ国内外に450店以上の店を構え、その後ホテルや航空会社にまでビジネスを広げています(現在は航空事業からは撤退)。


てなことは店内のメニューにも書かれてあるから行って読めばわかる。


そしてアジアでも北京・上海・ソウル・台北・シンガポールと展開。数年前から日本にも出来る出来ると言われ続け、「やだもう肉肉詐欺?」と感じはじめたこの秋、ネット上に突然のオープン予告が!


オープン前に出来た看板。「日本初上陸」っていい響き。


自分が最初にフーターズの存在を知ったのは、イチローが大リーグに行った初年にチームメイトのイタズラでフーターズの制服を着せられた、というニュースだったと思う。日本でいえば「日ハムに入ったハンカチ王子がメイド服着せられた」みたいな話ですね、きっと。それから「女の子がチアガールっぽい服装で出る食い物が肉&肉、そしてビールレストラン」という想像だけが膨らみ、すんげー行きたくてしょうがなかったのですよ。まだ見ぬ強豪的な。

そして昨年、そして今年と海外に行く際にお店に行く機会に恵まれた。ああ、もう思い出すだけでニヤニヤが止まらない。ビール持ってこい!あと脂!


こちらホノルル店内。ウッディな感じがアメリカン。
これがファーストコンタクト!

こちら台北店。アジアと舐めてかかったらヤバイよ。
2回目は馴れてピースサイン出す余裕も。


「何デレデレしてる所晒してんだよ!バカ!」とおっしゃりたい方もあるでしょうが、フーターズに入ったらお姉さんと写真を撮るのは基本!(と言い切りますよ)mixiのHootersコミュとかそんな写真ばっかですよ。楽しそうに見えるけど、写真は全部ムリヤリ連れてった妻に撮ってもらわなきゃだから気も使ってます!

これだけ見るともう男のワンダーしかない!どうせ女子にはわかんない世界でしょッと思うあなた。たしかにフーターズのお姉さんも大事な一要素ではあるけども、それだけではないのですよ。それが何かはのちほど。

ともかくフーターズの日本1号店、これは確実に行かざるを得ないッ…というんでオープン日である11月25日に向かいました。17時グランドオープンでしたが、あえてその1時間半前に。いくらなんでも月曜日だし、そんなに並ぶもんかねえ?と半信半疑でしたが…。


赤坂見附に到着。テレビ局のTBSとかある駅です。
上写真の位置から左を見ると…あった!


いらっしゃい!超ウェルカムだ!

うお、もう結構並んでる。自分で20番目くらい。


月曜日の夕方4時前だってのにわざわざよく来るなあ…自分含む。さすがにスーツ姿は見あたらない。よく真っ昼間の漫喫やラーメン屋なんかに行くとぼんやりしてるスーツの人いるけど、さすがにここは「ちょっと抜ける」で来る場所じゃないもんな…。

 

開店!そこに待ち受けてたのは…

並んで待ってる間にも続々行列は伸びていき、セレモニーが行われた4時半ごろには100人を越えてたそう。そのセレモニーも行列の中にいては見れないんだけど。


本国のバイス・プレジデントの挨拶。横に並ぶはミス・フーターズ!
あっちゅう間に携帯ハンズアップ状態。


テープカットが終わり、さて店内へ!うぉーっ、ドドドド…と押し寄せるのかと思ったら、意外と時間がかかる。どうやら1組ずつ入店させているらしい。お客さんが入るたびに店内から「フゥー!!!!」と歓声が上がる。なんだ、なんなんだ!

まだかなー。口角上がってニヤついてますね。
ちなみにTシャツ着て臨みました。紳士ですから。


いやー、普段はとにかく行列が嫌いなのでいくら美味いと言われても10分以上待ちたくはない派なんですが、一歩近づくたびに歓声が起きるのを聞くとニヤニヤが止まらない。みんなこういう感覚で行列並ぶのか!このワクワクさんめ!そしてついに1列目に到着。この日先着順でプレゼントされたカレンダーを渡されて、ついに店内へ。

テーブルの位置を確認。おお、本場っぽい方だ!
そして入場すると…うわあ、一列に並んで拍手と歓声!

こんな入場はこの日だけだそう。来て良かった!
席について後ろから見ると…これだけの人数に囲まれてたんだな。


店に入る際のイッパツ勝負で撮ったのでブレブレですが、アメリカンな「ヒュー!」「ィエー!」な歓声の中での入場はちょっと感動ですよ。こんなサービスはこの日だけと聞くとなおさら。イッパツでムードに持ってかれましたね、これで。

テーブルにつくとさっそく女の子が注文を取りに。各グループごとに女の子がつく形なんですな。といっても終始いるわけじゃなくてメイン担当、て程度。どの子に注文してもノー問題。

そして肝心の服装ですが、当然ながら揃いも揃って白いタンクトップ&オレンジのホットパンツ!しかも皆フィッティングが完璧というか揃いも揃ってほどよくパツパツな感じで。女の子のタイプも「元気で健康的なお色気」を目指してる感じがよくわかる。


名前を書いたナプキンを差し出されます。
注文中も写真を撮りまくる男たち、というかオレたち。


世界各国にあるフーターズは基本的に現地採用だけにウェイトレスは日本人ばかり…と思ったら大間違い。日本在住の外国人も多く、アメリカ人やジャマイカ人にドイツ人も。全員話したわけじゃないですが、注文を取る分には日本語も堪能。「チキン」じゃなくて「チッキン?」と横文字の部分だけ英語らしいアクセントになったりはしますが。

さらにオープニング期間とあって、米国から現地スタッフもトレーナーとして多数来日中。さらにさっきテープカットしてたミスフーターズ2009に選ばれた2人がひとつひとつテーブルを廻ってサインや写真撮影に応えてくれる!サービスいいなあ。


あっちからわざわざ来てくれる!
カレンダーにサインしてもらいました。


そしてずいぶん忘れかけてますが肝心のお食事。売りであるチキンはソースの種類多い上に衣揚げと素揚げが選べる。それ以外もやっぱり揚げ物系多いんですが、売りのひとつである「フライドピクルス」は驚いた。文字通りピクルスを揚げたもの。日本じゃ漬け物揚げるって発想ありえない!あ、でも確かに美味かった。

こちら売りのチキンウイング。手ベトベトで食うぜ!
これが噂のフライドピクルス。


これらを手についた油をティッシュで拭き拭きビールを流し込む、と。さらに先のウェイトレスの子たちがちょこちょこ話かけてくるんですよ。この日はオープンだけに特に「美味しいですか?」「雰囲気どうですか?」なんてのを中心に。女の子だけでなく男性スタッフもちょくちょくと。その率先して話しかける雰囲気が、アメリカ映画で見たダイナーみたい(何の映画かは覚えてないけど)でいいんですよねえ。このアメリカンな気さくさ!ノー村社会!

 

女の子だけでなく、世界観を見せてくれるお店

店の中では設置されたテレビにスポーツ番組とミスフーターズコンテストの映像が映し出され、終始BGMが流れ続けてます。ウェイトレスの女の子たちがいなければデカいスポーツバーみたいな感じなんですけどね。やっぱ雰囲気は人が作るもんだなあ…人は城!とか考えつつ眺めてたら、突然いつもとは違う音量で曲が流れはじめた!あ、注文してた子も「ちょっと待ってくださいね!」と通路側に…と思ったら踊り始めたよ!


突然ダンスが!曲もまた「Hey!Micky」とか
「YMCA」とかまたチアっぽいんだ。


ウェイトレスの子に聞いたら「いつどんな曲が鳴るかは私たちも聞いてないんですよ!」とのこと。曲が流れるのはだいたい30分に一回くらい。そりゃ一緒に手拍子もしますよ!なんかもういろいろテンション上がるなー、むしろアガる物しかない!

なんでまあこうテンション上がるかというと、女の子が可愛いから…と思われがちなのだけど、ちょっと違う。今回この初フーターズ参りに来た8人は全員見事に普段キャバクラに行かないタイプばっかり。女の子も目当てとしてはあるのは否定しないけれど、それ最優先ではないのだ。たぶん。

先に「映画っぽい」と書いたけれど、ここには映画や音楽で見た「アメリカ」がすごいレベルで再現されてるのだ。正確には「見たような気がするアメリカ」。それも70〜80年代のアッパーなアメリカ感というか。映画「レスラー」で主人公ランディが「80年代のロックは最高だぜ」と言うけれど、その感覚。海外向け報道のひとつに「nostalgic for white trash culture」という言葉があって、そこに少し納得がいく。


こういうネオンがまたアメリカン。
食事余ったら持ち帰りにしてくれます。いわゆるドギーバッグ。


「世界観を再現」て意味ではメイド喫茶が近いのかも知れない。もしくは「アントニオ猪木酒場」とか?ただ、本国からトレーナーまで連れてきて日本人が満足するホスピタリティを提供しよう!て姿勢とその実践にアメリカの本気を見た気がしました。

ちなみに他にも初日に来た人では、自分の同行者含めて他の国のフーターズも行ったことある!て人多かったのだけど、ツイッターを見てもそんな人たちがこぞって「楽しかった!」と感想を書いてたのが再現度の高さ、もしくは「再現以上の良さ」があったか、を象徴してると思う。

ともかく映画や音楽で見たことあるアメリカに興味があるなら男女問わず一度は行くべきですよ。ちなみに昼11時からオープンで、一部ノンアルコールドリンクは飲み放題で420円!ああ、毎日ここで打ち合わせしたい…いっそ仕事も!


レシートに一筆入れるところも気が利いてる!
帰りはまだこんな行列。最長3時間待ちだったそう。

この「Breast&Wings」は鶏肉だけでない意味あるんだろな…。いいコピー。

行くなら4人以上がベスト!

ちなみに最初に載せたウェイトレスの子とのツーショットですが、もちろんこちらでも撮りましたよ。なぜ載せないかというと…日本で撮れるんだから自分で撮ろうぜ!


HOOTERS TOKYO


 
 

 

 
Ad by DailyPortalZ
 

▲デイリーポータルZトップへ バックナンバーいちらんへ
アット・ニフティトップページへアット・ニフティ会員に登録 個人情報保護ポリシー
©2012 NIFTY Corporation