スキー客がいた上野
トイレそのものの記述よりも「スキーに行く若者で活気があった」という表現に時代を感じる。いまスキーに行くのは若者ではなく、主に「若い頃スキーが好きだったあんまり若くない人」である。
壁の色は青、ドアの色は赤。誰がデザインしたんだろう。こんな色に。
鉄砲隊状態はちょっと面白いと思った。いまも鉄砲隊は健在だろうか(いいえ)。
2010年 ドアはふつうの色に
スキー客もへんな配色のドアもなかった。鉄砲隊もいなかった。祭りの後か。
フックもしっかりしたものがついていた。14年前のサイトを見ると僕がやたらとトイレ内のフックの有無に言及しているのに気づく。
そのころはスーツだったのでスーツの上着にコート、鞄など荷物が多かったのかもしれない。得意先にお歳暮を持っていく途中、トイレに入って洗面台に置いたらそこが濡れててびちょびちょになってしまい、濡れたままの包みを渡して逃げて帰ってきたことも今なら書ける。
しかし手渡しでお歳暮を渡していたことに驚く。