待望のご飯、成功！

これで朝ごはん完成。さっそくいただく。
おこげのカリカリに、味噌汁が染み渡ってやわらかくなる感じが、なんとも言えず良い。卵焼きの出来もふわふわ感がいける。
七輪生活48時間、最初の朝はいいスタートを切れた。卵焼きを弁当に詰めて、職場に向かう足取りも軽い。

出勤後〜帰宅まで

出勤した後、仕事をしている間に思ったことを２つ書いてみようと思う。

１．お弁当が冷たい
職場の電子レンジで、いつもは弁当を温めるのだけれど、今日はルール上使えなかったので冷たいまま食べた。
おこげご飯は温かいときなら美味しいが、冷たくなると、かなり侘しい味であることに気付かされた。

２．コーヒーが飲めない
給湯室の電気ポットも使えないので、コーヒーを飲むことが出来なかった。僕は仕事中、病的にコーヒーを飲んでいるので、つらくてしょうがない。
代わりにコカコーラ・ゼロにスジャータを入れてコーヒー気分に挑戦してみたのだが、混ざらずモヤモヤと不気味なものになり、不味かったので残して捨てた。

ああ、早く帰って七輪使いたい。コーヒー飲みたい。そればかりを考えて一日が過ぎた。
（あと、朝早く起きすぎて眠かった）

帰宅、そして火起こし

帰宅。七輪にはフライパンをかぶせてある。

東北出身の母が高校生の頃、家に帰って最初にすることはテレビを見ることではなく、火鉢の炭を起こすことだったと言っていた。
今僕は、その母の思い出を追体験している。
茨城の秋もわりと寒く、11月になると暖房無しでは厳しい。家に帰って七輪があってほんとに良かったな、と思う。

秋サンマを焼こう

今日のおかずはサンマだ。

秋に七輪を持ち出して、サンマのことを避けては通れない。だが、秋サンマは脂が乗っているため、炭火で焼くと煙と炎がひどく、黒コゲになりやすいのだ。無事に焼くことが出来るだろうか。
魚焼き網にサンマを載せ、七輪の上に置いてみる。

米を炊くのは疲れたので、ビール。
サンマとビールで初日の夕飯は完成。品数は少ないが、悪くない夕飯だ。

風呂も七輪で湧かす

しかしずっと七輪を使うと、体が焦げ臭くなる。
だが風呂に入るのも、ガスを使うことができない。そこで七輪で湯を湧かす。

このお湯で風呂に入った感想を語ろう。
最初は我慢してある程度水を使い、要所でお湯を使おうと考えていた。しかし服を脱いでみて、その考えは吹き飛んだ。
寒すぎる。この11月の寒さの中で冷水シャワーを浴びたら、僕は間違いなく病気になる。
しょうがないので、手ですくって、少ないお湯だけで体を洗う作戦に変更した。というわけでせっけんが使える量も制限され、ひどく侘しい入浴となった。体も全く温まらず、むしろ濡れたことで、風呂上りは死にそうなくらい寒かった。
総じて、悲しい風呂だったと言えるだろう。

僕は布団にもぐりこんで寝ることにした。