ワープ
コスモス畑で道を間違えたことでふと我に返ったのだが、このままのペースでは日が暮れる前に佐賀県まで辿り着けないことが判明した。ページ数だってもう4ページ目だ。
そこで、寄り道しないでまっすぐ佐賀県は嬉野までやってきた。いろいろな意味で趣旨が揺らいだ上での帳尻合わせ発令である。
佐賀で有名なお菓子と言えば
佐賀にもシュガーロードによって様々な銘菓が生まれた。 その中から今回我々がチョイスしたのは…
銘菓・ブラックモンブラン
ブラックモンブランは、これはもう佐賀銘菓と言っても過言でないくらい九州では最もメジャーなアイス。もちろん江戸時代に誕生したものではないが、ルーツを辿ればどこかで繋がっているだろう。
半ば強引なゴーイング・マイウェイだが、夕暮れまで時間も押し迫っていることだし、これを食べて今回の旅の締めくくりとすることにした。
だいぶ中途半端になってしまったが、以上で今回のおっさんが巡るシュガーロードの旅を終わりたいと思う。
帰り道、気づくと我々はトイレの後ろを走っていた。
トイレはしばらくの間、我々の前を走り、やがて信号のところでトイレは右に、我々は左へと分岐した。
すれ違いざまに見ると、荷台からボタボタと水が垂れているのが見えた。それもけっこうな量だ。この垂れてる水は何なのかと考えずにはいられない、印象的な光景だった。