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ひらめきの月曜日
 
箱根駅伝の距離を走るとチーズケーキが出来る


自作チーズケーキ。この底の部分の素をつくります。走って。

普段色々な料理を作っていまして、たまにですがお菓子を作ることもあります。作ると言っても比較的簡単に出来るチーズケーキとかプリンのみです。

先日、チーズケーキを作っていまして、あることを思いつきました。箱根駅伝ぐらいの距離を走ったら、チーズケーキのクッキー生地の素を作ることが出来るのではないかと。

やってみました。

馬場 吉成



まずは簡単にチーズケーキの作り方を説明

チーズケーキといいますと色々あると思いますが、今回作ろうとしているのは最初の写真にあるようなチーズケーキ。型の底に敷いたクッキー生地の上にチーズ生地を流し込み。それを湯煎焼きしたタイプのチーズケーキです。


我が家でチーズケーキを作る場合、まず写真のプレーンタイプのグラハムクラッカーを砕いて粉状にします。

クッキー生地の素。グラハムクラッカー。18cmぐらいのチーズケーキで約100g(12枚)使用。


適量をフードプロセッサーに投入。
2、30秒ほど回してクラッカーを砕く。

クラッカーが粉状になったら無塩バターを加えます。よく混ぜ合わせたら型に入れ、平らになるように押し付ければクッキー生地の出来上がり。


粉となったグラハムクラッカー。これを3回程度やれば100g全て粉状になります。
ちゃんとした道具が無いので、平たい底のコップなどを使って平らにしています。

クッキー生地が出来たら、クリームチーズ、サワークリーム、卵、砂糖、生クリーム、バニラオイル、レモン汁、コーンスターチなどを混ぜたチーズ生地を型に流し込みます。あとはアルミホイルで外側を包み、天板にお湯を入れたオーブンで焼けば出来上がり。


チーズ生地を混ぜ合わせるのは結構力が要る。
割とアバウトな分量で、適当な順番で混ぜても失敗することなく出来るので簡単です。

 

走ってクラッカーを砕きます

さて、ザックリとチーズケーキの作り方を書いてみましたが、いよいよ本題です。

普段チーズケーキを作る時はフードプロセッサーで砕いているグラハムクラッカー。グラハムクラッカーに限らず、ビスケットでもクッキーでも箱に入れて長いことガタガタと揺さぶられると割れたり、削れてきたりしますよね。

ならば、容器に入れたグラハムクラッカーをザックの中に入れて長い距離を走り、箱を揺さぶり続ければチーズケーキが作れるぐらい粉状になるかもしれない。

ということで、やってみましょう。


手ごろの大きさの容器とグラハムクラッカーを用意。
100g分のグラハムクラッカーを容器にセット。

容器の準備が出来たら外へ出ます。


電車を乗り継ぎ、バスに乗りスタート地点を目指す。その間は容器が揺れないように慎重に輸送.。

そしてやってきたのがこちら。


箱根駅伝復路スタート地点。芦ノ湖湖畔、駅伝ミュージアム横。

箱根駅伝復路スタート地点です。ここから東京大手町の箱根駅伝ゴールまで走り、グラハムクラッカーを砕いてみます。箱根駅伝のコースは108km程。歩道を走り、迂回する場所もあるので走行距離は120km程になります。.

以前、往路で一人箱根駅伝をやったので、これで往路、復路完全制覇。総合優勝決める気でグラハムクラッカー砕いていきます。

 

一人箱根駅伝復路 クラッカー砕きの旅

では、スタート。


午後2時前にスタート。1時間程で最高地点到着。またほとんど砕けていない。日没までに箱根の山を抜けなければ歩道が無いので危ない。

小田原中継所通過。中継所前の梅干屋横にて。少し粉が出てくる。

平塚中継所通過。中継所前の花水レストハウスにて。実は大磯駅前あたりで道を間違えて戻った為、10kmほど余計に走ってしまう。

戸塚中継所通過。戸塚警察署前。既に時間は深夜1時ぐらい。まだそれほど砕けず。

鶴見中継所通過。中継所前の銅像。最終区で一気に砕くぞ!

そして、東京に入る頃には夜が明けて・・・

一人箱根駅伝復路ゴール。一応タスキを持ってみた。もちろん総合優勝。1人だから。

ということで、クラッカーの入った箱を背負って箱根駅伝復路を1人で走ってみました。歩道を左右に渡り、迂回路を通り、途中ちょっと道を間違えて戻った所もあったので130km近く走ったと思います。

 

さあ、クラッカーはどうなった?

では、ザックに入れていたグラハムクラッカーは最終的にはどうなったでしょうか?綺麗に全部砕けたか!


あれっ?結構塊が残っている。

思ったほど砕けていないようです。塊と粉状の部分を分けてみましょう。


コレだけ?

すくねーな・・・

 

とにかくチーズケーキにしてみよう。

予想外の砕けた部分の少なさに驚愕しつつもとりあえず、チーズケーキにしてみましょう。


18cmのケーキ型じゃ大きすぎるからね。マフィン用紙型。

流石にいつも使っているケーキ型は大きすぎるので急遽小さいマフィン用の紙型を用意しました。


無塩バターで練ってマフィン型の底に伸ばしてみる。あの粉の量でもなんとかなりそう。
チーズ生地を流し込む。小さいのでスプーンで流し込めば十分。

なんとか形にはなったので同様に湯煎焼きしてみました。


おっ、いいんじゃない!

問題なく上手く焼けていそうです。紙の型を外してみます。


ランニングチーズケーキ完成!走ればなんとかなるもんだ。

チーズケーキは問題なく焼けていました。走って作ったグラハムクラッカーの粉も問題なくクッキー生地になっています。箱根駅伝の距離を走れば一応チーズケーキのクッキー生地の素を作ることが出来ました!


ただし、凄い小さいけどね。奥は同時に作った通常サイズ。直径18cm。

機械って凄い

今回グラハムクラッカーを粉にするために走った距離はおよそ130km。時間にして19時間ほど。それでいて、作れた粉から出来たクッキー生地は普段作るものの10分の1ぐらいでした。しかし、一応チーズケーキは出来ました。走ればチーズケーキ(の土台の素)が出来るのです!

ただ、フードプロセッサーを使えば通常の量を5分と経たず作れますよ。毎度の事ですが、文明の利器って凄いなー

小さくても味は同じ。いや、走った分だけより美味しくなっている・・・気がする。

 
 

 

 
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