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はっけんの水曜日
 
日本三名瀑「袋田の滝」を見てきた(義理の両親と)

観瀑台というものから滝を見るらしい

駐車場からしばらく歩くと、入場ゲートのようなものがあった。どうやら滝をみるためには、ここから有料のトンネルをくぐり、さらにエレベーターを登って「観瀑台」とやらにいけばいいらしい。

袋田の滝がどんな場所なのか知らなかったので、80歳近い義父が滝までたどり着けるのかが不安だったのだが、滝を見るのに山道を登る必要まるでなし。完全なる観光地だ。


さっきまで杖をついてヨロヨロと歩いていた義父が、10キロオーバーの孫を抱っこしてスタスタと坂道を歩きだした。なんだ、やればできるじゃないか。

観瀑台っていう単語を人生ではじめてみたかも。

この日は平日だったのだが、紅葉シーズン真っ盛りの晴天ということで、バスできている団体客を中心に、平均年齢高めのお客さんでいっぱいだった。

日本人観光客に混ざって中国からの観光客もけっこういたようだし、土日だったらかなり混雑していそうだ。宿の予約がとれずに平日にしてよかったとこのときは思ったが、この数時間後、宿にあると思ったネット回線がなくて仕事のメールが送れずに焦ることとなる。でもまあ平日にしてよかった。


写真撮っていたら追い抜かれた。恐るべき孫パワー。

トンネル料金は300円。家族旅行だと、こういう料金を誰が払うかでいちいち迷う。

遠くから滝の音がする薄暗く細いトンネル。なんとなく「すごいものを見る」という雰囲気が出てきて、ちょっと気持ちが盛り上がってきた。

進んでいくとなぜか天井がムーディーにライトアップ。そういう雰囲気はいらない。

途中で脇道があったので覗いてみることにした。

「ここ、何も見えないわよ!」と義母がちょっとプリプリしていた。よくわからないが私が滝に代わって謝った方がいいだろうか。

どうでもいい話だが、はじめて千葉に住む両親の家にいったとき、夕飯にカレーをごちそうになって、出されるままに3杯も食べた。

それ以来、私のことを大喰らいと認識してしまったらしく、家にいくたびに大量のご飯が出てくるようになった。何事も最初が肝心である。


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