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はっけんの水曜日
 
サバのブルブルをカウントしたい


このブルブルを数えます。

海釣りをする人ならご存知かと思うが、釣ったばかりのサバは、ものすごい速さでブルブルと震える。

もしかしたら一秒間に10回以上、いやファミコン世代には伝説となっている、高橋名人の16連打を超えるブルブルかもしれない。

サバ対高橋名人。年末らしい大勝負だ。どちらがより早くブルブルしているのか白黒つけるために、サバのブルブルをカウントしてみることにした。

玉置 豊



ちょうどシュウォッチが再発売されていた

この企画を考えたのはもう二年くらい前なのだが、ちょうどその頃、シュウォッチというゲームにおける連打能力をカウントするためのオモチャが再発売されていた。

これは10秒間ボタンを連打すると、その回数を数えることができるもの。釣りたてのサバにこれを押しつければ、サバのブルブルがカウントできるはずだ。


ちなみに私は10秒で74回だから、一秒あたり7.4回。高橋名人の半分以下。

サバを釣るため、ボートで海へと向かう。

しかし、せっかくシュウォッチを持って海にきたのに、こんな日に限ってサバが一匹も釣れない。いつもは嫌というほどサバが釣れる場所なのだが。

仕方がないので、とりあえず釣れたアジのブルブルをカウントしてみるが、サバのあの強烈なブルブルには遠く及ばない。そしてブルブルしたところで、うまくボタンを押してくれない。残念ながら数値上の記録はゼロに終わった。


アジでやってみたがダメだったので、これは構造上な問題からサバでやってもダメだろうなという予想は正直ついた。

そして泣きっ面にハドソンのキャラクターは蜂。どうにかサバを釣ってやろうと頑張っていたのだが、気がつくとシュゥオッチはボート内に溜まっていた水に浸かってしまっており、ピクリともしなくなっていた。


こういうオモチャが防水な訳ないですよね。

 

スーパースローが撮れるカメラで動画を撮ってみよう

シュゥオッチ水没事件があってから、しばらくはサバをカウントすることを諦めていたのだが、当サイト編集部にスーパースローの撮影ができるカメラ(EXILIM EX-F1)があることを思い出した。

それをお借りして動画を撮り、あとで数えればいいということにようやく気がつき、その後の釣りには必ずそのカメラを持ち歩いたが、外道でしょっちゅう釣れていたサバが、なぜか全然釣れなくなった。

何回も肩透かしを食らった末、今年の夏にサバ狙いの釣り船へと乗ることにした。サバ狙いだったらサバが釣れない訳がない。


トロサバは脂の乗ったサバのことです。

こんなやつ。正式名称はゴマサバ。

さすがはサバ狙いの船だけあって、待望の元気なサバが入れ食いとなった。さっそくカメラを濡らして壊さないように気をつけながら、サバの動画を撮ってみる。

そして撮りっぱなしで最近まで忘れていたので、今頃の記事公開となっている。

 

サバの動画

まずはサバのブルブルがどれほどすごいかを分かってもらうために、通常速度で録画した動画から見ていただきたい。


ビッチビチすごいんですよ。

この動画を見てもらえば、私がサバをカウントしてみたい、そして高橋名人と比べてみたいという気持ちがわかってくれたと思う。

続けてお待ちかねのスロー動画。1秒間に300フレームで撮影したので、通常が30フレームだから、ええと、10秒の動画で現実世界では1秒。

ということで、10秒の動画をどうぞ。


1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13回!

惜しい、1秒間に13回。高橋名人に3回およばず。

個体差があるといけないので、もう一匹カウントしてみよう。


1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12回!

あら12回。やっぱりダメか。

このようにして釣り業界とゲーム業界の代理戦争ともいえるサバ対高橋名人の勝負は、高橋名人の勝利に終わった。

 

俺もサバになりたい

これらの動画を見ていたら、スロー再生されたサバの様子をマネして動き、それを録画して早送りすれば、私もサバになれないだろうかということに気がついた。


サバっぽい服を着てみた。この写真を一人で撮っているときにお向かいさんが帰ってきて、「お、記念写真ですか」といわれた。恥ずかしい。

サバは背側が青く、腹側が白い。だがそういう服は持ってないので、せめて上半身は青く、下半身はグレーにしてみた。

階段にカメラを設置して、サバのスロー再生をイメージした動きを通常速度で録画する。


こういうのを3分くらい録画した。しばらく頭痛がとれなくなるほど、ものすごく疲れた。やっぱりサバはすごい。

この動画を当サイト編集部に送って、早送りしてもらったのがこちらだ。


あ、サバだ!

すごい、サバだ。若干弱ってはいるが十分ビチビチしている。

体力的な問題で、足を揃えていたつもりが途中から開いてしまっているのが残念だが、全体的にはサバといえるだろう。

なにがしたかったのかよくわからなくなってきたが、とにかく、とても満足だ。


5倍速だと、サバじゃなくて白身魚っぽくなる。タイやヒラメの舞い踊りってこういうことか。

サバだけどシメの言葉は特にない

途中の画像を切りだしてみたら、死んだ魚の目になっていた。

 
 

 

 
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