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ひらめきの月曜日
 
ウコンを積極的に食べてみる

生姜で炒めればなんとかなる

それではウコンの生姜炒めを作ります。


材料はウコン、豚肉、おろし生姜、醤油、酒、ミリン、砂糖。生姜醤油がなんとかしてくれるはずだ。

材料はウコンや豚肉、生姜など。最初はウコンのみを生姜炒めにすることを考えたものの、もしどうにも食べられない物が出来た場合、食べきる逃げ道として豚肉も使用しました。石橋は叩いて渡れ、迷ったら肉を入れておけ。


ダメだったら、味付け濃くして肉で巻き込んで食べれば大丈夫と思ったのです。
このタレを入れればなんとかなるはず。

こうして出来上がったウコンと豚肉の生姜炒めがこちら。


人参と豚肉の生姜炒めではなく、ウコンと豚肉の生姜炒め。

加熱と醤油の影響なのか、ウコンがやや赤みがかって人参のように見えます。生の時に感じたウコン独特の香りよりも、醤油と生姜の香りの方が勝ります。これなら食べられそうな感じがする。


大丈夫なのか?

あっ、これは結構うまい!

ウコンと豚肉の生姜炒め、結構うまいです。油の味でウコンの苦さが緩和されていて、そこに生姜醤油の味が乗ってきます。香りはあまり変わらないので、少しスパイスの効いた生姜炒めといった感じです。

ただ、後に残る苦味はちょっと辛いです。ウコンの部分だけを沢山食べるのは厳しい。肉と一緒に食べると、肉の油っぽさが消えてとても爽やかな味わいとなります。スパイスとして使われるだけのことはある。また食べたくなる味ではないものの、ひとまずアリでしょう。


苦さ ☆☆☆
食べられる度 ☆☆
肉さわやか度 ☆☆☆ 

 

肉と煮たらどうだ

やはりウコンはスパイスとして使われるだけあって、そのものを食べる際も肉と合わせると割りと良さそうです。ということで、続いてクセの強いこちらと一緒に煮てみます。


レバーのウコン煮。ダブル肝臓に良さそうな物。

鶏のレバーです。レバーの生姜煮ならぬレバーのウコン煮を作ります。
年末の肝臓いたわり企画だけに、肝臓に良さそうなものを合わせてみました。

レバーは結構臭みが強いので、苦手という人も多い食材。ウコンの香りがレバーの臭みを消してくれるのではないかと期待します。そして、レバーの脂身がウコンの苦味を緩和させるかもしれません。では煮てみましょう。


調味料を全部最初に合わせてしまって煮汁を作って煮ます。

レバーのウコン煮はレバーと厚くスライスしたウコンを醤油大サジ3、ミリン大サジ2、酒大サジ2、砂糖大サジ2、粉山椒小サジ1、水1カップほどで煮ました。


アクが出たら軽く取り除く。なかなかいい香りがしてくる。

このまま約10分煮てみました。生姜炒めよりかなり期待出来る気がします。


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