生姜で炒めればなんとかなる
それではウコンの生姜炒めを作ります。
材料はウコンや豚肉、生姜など。最初はウコンのみを生姜炒めにすることを考えたものの、もしどうにも食べられない物が出来た場合、食べきる逃げ道として豚肉も使用しました。石橋は叩いて渡れ、迷ったら肉を入れておけ。
こうして出来上がったウコンと豚肉の生姜炒めがこちら。
加熱と醤油の影響なのか、ウコンがやや赤みがかって人参のように見えます。生の時に感じたウコン独特の香りよりも、醤油と生姜の香りの方が勝ります。これなら食べられそうな感じがする。
ウコンと豚肉の生姜炒め、結構うまいです。油の味でウコンの苦さが緩和されていて、そこに生姜醤油の味が乗ってきます。香りはあまり変わらないので、少しスパイスの効いた生姜炒めといった感じです。
ただ、後に残る苦味はちょっと辛いです。ウコンの部分だけを沢山食べるのは厳しい。肉と一緒に食べると、肉の油っぽさが消えてとても爽やかな味わいとなります。スパイスとして使われるだけのことはある。また食べたくなる味ではないものの、ひとまずアリでしょう。
肉と煮たらどうだ
やはりウコンはスパイスとして使われるだけあって、そのものを食べる際も肉と合わせると割りと良さそうです。ということで、続いてクセの強いこちらと一緒に煮てみます。
鶏のレバーです。レバーの生姜煮ならぬレバーのウコン煮を作ります。 年末の肝臓いたわり企画だけに、肝臓に良さそうなものを合わせてみました。
レバーは結構臭みが強いので、苦手という人も多い食材。ウコンの香りがレバーの臭みを消してくれるのではないかと期待します。そして、レバーの脂身がウコンの苦味を緩和させるかもしれません。では煮てみましょう。
レバーのウコン煮はレバーと厚くスライスしたウコンを醤油大サジ3、ミリン大サジ2、酒大サジ2、砂糖大サジ2、粉山椒小サジ1、水1カップほどで煮ました。
このまま約10分煮てみました。生姜炒めよりかなり期待出来る気がします。