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ちしきの金曜日
 
焼肉ビジネスの最先端を見てきた


会場に入る前から焼肉臭い

世の中に焼肉の嫌いな人なんていないだろう。僕も焼肉は大好きだ。

しかし、そんな素晴らしい焼肉を商売として営んでいる人たちは一体どんな感じなのだろうか。仕事の舞台裏、気にはなる。

今回、「焼肉ビジネスフェア2011」という焼肉関係者向けの展示会に行ってみました。

斎藤 充博



うまそうなブースには人だかりができる

試食の嵐

この「焼肉ビジネスフェア2011」の出展者は、肉の卸売、焼肉のタレメーカー、焼肉FCチェーン運営業者、焼肉ロースターメーカーなど、とにかく「焼肉屋さん」に物を売っている業者の人たち。

そのほどんどの業者が会場内で肉を焼いて、試食をすすめて来る。


シロコロをすすめてくれるおねえさん
こちらは生ハムをすすめるイタリア人ぽい人

ステーキ肉。試食用の楊枝にこれでもかってくらい刺してくれる
焼鳥。だんだん人じゃなくて肉と目が合うようになってきた

食べてると「業態」を聞かれる。ここから営業トークが始まるのだろう

飽きるほど肉食べたな…と思った瞬間に枝豆をすすめられる。幸せ

 

焼肉はロースターで決まるのかもしれない

ロースターのメーカーも負けてはいない。面白いのは「ウチは、全然良い肉使ってないですから!」とアピールしてくること。「ロースターの性能だけでこんなに美味しい」ということが言いたいのだろう。


煙突で煙を全部吸い取るロースター
ナノカーボンと光で焼くロースター

でも、肉の卸売業者(家庭用ホットプレートで焼いている)より、こういうロースターメーカーの焼肉の方がずっとうまい。

それにしても「最新技術ののカーボンと光で焼くから煙が全然出ないし肉の風味が全然落ちないし野菜もホクホクする」というなんだか怪しいロースターで焼いた肉が、会場内で一番美味かったのは驚いた。


「いちばんうまい」って言ったら営業の人がノリノリになった(あと19万が本当に安いんだかはよくわかりません)

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