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フェティッシュの火曜日
 
あなたの「2軍Tシャツ」見せてください
あなたに勝負T、そして2軍Tはありますか?

「2軍Tシャツ」と聞いて意味分かるだろうか。自分の周りのごく一部で流通してる言葉なのだけど、いわゆるデートや合コンといったここ一番の時に着る「勝負服」の逆と考えればわかりやすいかもしれない。もともと好きで買ったのだけど、ヨレヨレになってるうちにパジャマになったり、室内用になってしまったTシャツ。そして、それでもなぜか捨てられないTシャツ。

残るには何かしらの理由や愛着があるからであって。そこにはドラマがあったり無かったり。主に「Tシャツ100枚以上持ってる」という人に話を聞いたんですが、聞いてるうちにTシャツ好きという人種のアレコレが見えてきたような気がします。

ちなみに今回はブランド自慢とかレア自慢とかではないので、Tシャツのデータについてはそれほど詳細に書かずにいこうと思います。街でチラッと見たTシャツにそんな話があったんだ、ふ〜ん!くらいで読んでいただければ。

大坪ケムタ



思い入れないままに2軍の重鎮に

Tシャツてのは「気づけば溜まる」もので、あまり「趣味」と意識して買うものではない。よほどのコレクター的な買い方してる人を除いては。でも100枚あればまあ趣味と言ってもいいだろう。自分も何かライブ行ったり、イベント行ったり、旅先で記念に買ったりしてるうちにずんずん溜まっていったクチだ。ちなみにざっくり数えたら150枚くらいあった。


この5段がTシャツ用洋服棚です。
上4段が勝負服というか日常用というか、まあ1軍T。

そして下の1段が諸事情で2軍となったT。

「着すぎてへなへなに」「買ったけどサイズが合わず」「もらったものの気に入らないままに」「なんとなく着ない」‥さまざまな事情はあるが、「1軍枠」から落ちつつも捨てられないTシャツたち。自分もそれなりにあるけれど、他の人はどうなんだろう?と6人の方に話を聞いてみました。いちおう2枚ずつ持ってきて、とお願いしたんですが、中にはごそっと持ってきた人も。

まずは今回「2軍Tシャツで記事書きたいんですけど‥」と話したらいちばん食いついていただいたのが、Tシャツ情報サイト「東京Tシャツ部」の部長・クラゲさん。手元にあるTシャツの数は、今は100枚くらいに絞ったそうだけれど、一番多い時期は「気に入ったらサイズが無ければデカくても買ってた」そうで常に300か400枚は持っていたとか。でも引っ越しの際に処分、また処分‥を繰り返し、それでも生き残ったクラゲさんの2軍Tはこの2枚。


和のテイストある涼しげな一枚。

かわいくもゆるい雰囲気。

「ふつうTシャツ買う時って気合い入れて買うもんだと思うんですけど、これは気合い入れずなんとなく買っちゃったんですよね。ゆるっと」

−−特にこだわりもなく。サイトまで作ってるのに!

「そうそう(笑)。たしかジーンズメイトで買ったと思うんだけど『自分が買ったのかな?』くらい覚えがない。でも近所とかコンビニ行く時はこればっかりなんですよね」

−−普段着としてベスト!と。

「何も考えない時にこれ着てるんですよね。普通のTシャツは着なくなるとあげたり売ったりしてるんですけど、これは10年くらい残ってて。Tシャツって、同じブランドの同じサイズでも着てるうちに着やすかったり着にくくなったりがあるじゃないですか。首周りとか丈とか。育ってくというか」

−−伸びたんだけど、それがちょうどいい、てありますよね。

「最初から2軍として入団していつの間にかずっといる、みたいな感じですね」


女性で履きづらいとわかっていても頑張ってヒール履く人いるけども、大なり小なり服ってそういうところがある。それがたとえTシャツでも。人に見せるためなら多少キツいのもガマンするけども、2軍として最終的に残るのは「着心地」。それはわかるなあ。ビジュアルやブランドじゃないのよね。

そしてもう一枚はこちら。業界的に分かる人は分かる?


ちなみに今回写真はストリートスナップ風を意識してます。

それはともかくこのロゴは?

「5年くらい前に知り合いからもらったんですよ。今は亡き携帯のネットサービス会社が作った販促用のグッズで。別に好みでもなんでもないんですけど」

−−あ〜、でもIT系ってTシャツ好きですよねえ。

「好きですねえ!僕もそっち系の仕事をしてるので、今はない製品や会社のTシャツとかいっぱい持ってますよ(笑)。もともとTシャツのサイト作り始めたきっかけも、ネットの会社に入ったら皆Tシャツで仕事してて、皆好きなんだなあって思ったのもあるんですよ」

−−企画制作系の会社だと多いですよね。

「ただ普通の販促用ってTシャツの質が悪かったり、あとデザイン的に『どこで着るんだ?』て感じだったりするんですけど、これは即乾Tシャツ(特殊素材で吸汗能力の高いTシャツ)なんですよ。物がいいんです。それでこれを葬るのはもったいないなあ! と思って、今ジョギングする時なんかほとんどこれですね」

−−即乾! それはたしかにもったいない。

「1軍Tはぺらんぺらんになると余生を箪笥の奥で生かされるしかないんですけど、これは2軍だけど肩の強いピッチャーって感じですね(笑)」


タグのボロさが着てきた年数を表す。
即乾らしい生地の違い、分かりますかね。

どちらももともと思い入れはないけど、気づいたら5年10年着続ける。おそらく1軍復帰はどちらもなさそう。しかし「実用品」として愛されている。それもまた良し!2軍の重鎮ですな。

さて続いてはある意味真逆な「思い入れ系」の2軍Tを紹介しましょう。これぞTシャツ系男子、的な!


選抜するのだけでも大変だったりする。

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