ここは来る必要あったのか
6つめの相模駅は相模鉄道のさがみ野駅だ。 相模と名前がついているので来たのだが、相模と相撲を見きわめるのに役立つかどうか疑問だ。 しかし、その疑問に気づいたのは駅に降り立ってからなので、時すでに遅し。
書き取りの問題
駅名表示に「相模」の文字はない。 無駄足だったな、と思いかけたが、「"さがみ"を漢字で書きなさい」というテストだと思えばいいのではないだろうか。 失敗を将来の成功へとつなげることができた。 人間とは素晴らしい生き物である。
相模金子
7つめの相模駅はJR御殿場線の相模金子駅である。 この記事で調べるまでは知らなかった駅だ。
相模は俺のもの
半日以上かけてここまでやってきた。 ずっと相模とむきあっていたので、さすがにもう相模を理解し、相模を受け入れることができた。
書けるようになった
持っていたメモに「相模」と書いてみたところ、問題なく書けるようになっている。 これまでも書こうと思えば書けたが、"模"のつくりの方は、なんとなく適当に書いていたのではないかと思う。 それが今は自信を持って書くことができる。 ところで"相模"の"模"はなんと読むのだろうか。 「がみ」なのか「み」なのか。
最後の相模
8つめの相模駅は伊豆箱根鉄道大雄山線の相模沼田駅だ。 もう相模と相撲の区別は充分につくようになったので、ここは飛ばして帰宅してもよいのだが、せっかくだからコンプリートしたい。
おなじ相模でもこうも違うか、というほどに相模駅はバラエティに富んでいる。 この相模沼田駅は、ここから迎えのマイクロバスに乗って温泉宿に行くんじゃないか、というタイプの駅だった。
すべての相模と相撲の区別がつく
最後の相模沼田駅に到着して、はっきりと感じ取ることができた。 相模と相撲の区別でもう迷うことはないと。 どうやら僕は違いのわかる男になることができたようだ。
つぎは相棒
1日の努力の甲斐もあり、相模と相撲で迷うことはもうなくなった。 人生において、多くの問題を一度に解決することは難しい場合が多く、困難の一つ一つを丁寧に取り除いていくことが大切だ。 そういう面では、僕はひとつ問題をクリアにすることができたことになる。 一歩前進だ。 次の目標としては、「相模」と「相撲」と「相棒」の区別がはっきりとつけられるように、自らを高めていきたいと思う。 まだまだ道のりは長い。