白い看板のゆくすえ
2年前は、『東京は白い看板ばかりなのは今だけで、時間がたてば、もっとマシになるだろう』と思っていた。
でも、そうじゃなかった。
節電中の薄暗い光の中で、白い看板を見上げると、なんだか現実感が無くなる。東京ってこんなだっけ? 東京って、もっとキラキラ、ギラギラした街じゃなかったっけ? と不思議な気持ちになる。
そしてこの不思議な気持ちに、毎日少しづつ慣れていく自分が怖い。
しばらくまた、白い看板を、眺めていきたいと思う。この先の変化も。
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どうでもいいけど、そこらじゅうにある『レイク』が緑色になってた。前は赤でしたよね? |
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