目に入るソーセージはぜんぶ食う
屋台が多く出ている場所に行ってみると50mほどの距離にソーセージを売っている店が3軒ぐらいあった。タイは毎日がソーセージまつりである。
こういう屋台で串を焼いている人は日本でもタイでも同じ人だった。串をひっくりかえす仕草やテンポが同じ。ローカルなのにグローバルでちょっと感激する。
食べてみると魚肉ソーセージだった(たぶん)。思いのほかプリプリしてかまぼこっぽい食感。タコのかたちだと思ったらほんとに海の生きものか。
そしてタレがうまい。これまで食べたスイートチリソースをさらに複雑にした味。これまでのスイートチリが「甘くて辛い」だとこれは「甘くて辛い、いややっぱり甘い?でも辛い(これを3回繰り返す)」みたいな複雑さである。
そして分からなかったのがこのソーセージ。
卵の白身だけを固めたような味だった。ソーセージだけど味と食感はたまご豆腐に似ている。母親世代が好きそうな味である。
あまり味はなく、ひたすらプリプリとした食感。味はすっぱめのタレの味オンリーである。
そのほかの屋台
もちろんソーセージ以外の屋台もたくさん出ている。
屋台で売らないものまで屋台だ。入れ歯はその場で作ってくれるのか中古を売っているのかわからなかったが、どちらにしてもすごい。
たこ焼き器を利用したうずらの目玉焼きはうまかった(2年前にほそいさんも紹介してます)。ホテルでもココナツの団子のようなものをたこ焼き器で焼いていたそうだ。たこ焼き器が本来の目的でないところで大人気である。