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ロマンの木曜日
 
さかのぼれインテリア
これは最新、2011年春シーズン。だんだんさかのぼってゆきます。

インテリアの雑誌が好きで、一般的な女子がファッション誌を買う頻度でインテリア雑誌を買っている。ってその頻度がどのくらいかよくわからないまま言ってるが、ワンシーズンごとに数冊ずつは買ってあれこれと模様替えをしたりするのが、私の唯一のわかりやすい趣味なのだ。

トレンドを過ぎた雑誌は、そのまま古本に出すか売ってしまうかひとにあげるかしていたのだが、きょうはその私の前を「過ぎ去っていったトレンド」のことを思い出してみようかと思う。

田村 美葉



微妙な時代の考古学の強い味方、BOOK OFF


最近、調べものがしたいときに図書館よりも通っているのがBOOK OFF。

なぜかというと、うちから図書館よりも駅よりもスーパーよりもコンビニよりも近くにあるのがBOOK OFFだからだ。しかも深夜までやっている。えらい。そしてさらに最近足繁く通っているのがここのインテリアコーナーなのだ。


その上の私が青春を捧げた時代のロッキングオンジャパンも気になるのだが

きょうはこっち。ここは掘り出し物の宝庫なのです。

そしてこれはBOOK OFFではなくて自宅。

BOOK OFFのいいところのひとつは価値基準が「本の痛み具合」最優先なところ。よってシーズン若干すぎたインテリア雑誌のほとんどがその考古学的価値そっちのけに100円だ。というかインテリアのコーナーで「100円」の値札をみるとは、ぽいぽいと買ってきた結果がこれである。なのでこれ全部でざっと20冊くらいだが、値段は「まぁまぁいい値段の写真集」1冊くらいのものだ。安い。うれしい。

 

インテリア界オシャレ極北のエル・デコにあっても、15年前には隙があるという話

で、こんなにインテリアの雑誌を買い込んで何をしているかというと、それはもちろん、いろいろ並べて比べてたのしむのだ。といってもインテリアの専門家ではまったくないので、なんというか、七ならべとか神経衰弱に近い。いまとむかしをくらべたり、同じ年代でくらべたり、するわけである。

たとえばインテリア界トレンド最先端をひっぱる雑誌、『エル・デコ』(アシェット婦人画報社)のいまとむかしをくらべるとこうなる。


左がBOOK OFFで手に入れた1995年のエル・デコ。右が2011年。

エル・デコ』は、ファッション誌でいうと、読者の予算とか日本でその服が手に入るのかとかはまったく関係なしにパリコレの話しかしない『VOGUE』と(たぶん)同じような立ち位置にある素敵な雑誌。


2011年。まったくつけいる隙のないオシャレさ。

この雑誌の楽しみ方としては、おしゃれすぎてトラック1周半くらいおいていかれる感覚をただただ味わうことだ。間違っても紹介されている家具の値段をたしかめたりしてはいけない。

しかし今回入手した1995年のエル・デコは、そりゃあもう、めくるめく世界なわけで。


1995年。まさかのギンガムチェック!

楳図かずお先生!?

いや、おしゃれだ。おしゃれだけど親しみが持てるこの感じ。「過ぎ去っていったシーズン」独特のわくわく感。きょうはそれを、インテリアど素人の私がさかのぼれるところまでさかのぼりたいと思うのだ。


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