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フェティッシュの火曜日
 
庭の厄介者 ヤブガラシを食べる
見た事ありませんか?

ヤブガラシという、どこにでも生えている雑草を知りませんか。

どんどん繁殖するので庭の手入れをするときは主にこいつをやっつけなくてないけない。厄介者として名高い事この上ない、草むしりの大敵なのだ。

ある日ふと「食べられたりしないのかな」と思って調べてみると、食べられない事もないらしい。そうだったの!?

ほそいあや



貧乏という意味しかない植物

ヤブガラシといえばちょっとだけ格好良いけど、別名が「ビンボウカズラ」という。
wikipedia「ヤブガラシ」
を読んでびっくりした。こんなに貧乏神あつかいされている植物がかつてあっただろうか(以下引用)。

和名は藪を覆って枯らしてしまうほどの生育の旺盛さを示している。別名ビンボウカズラ(貧乏葛)とも呼ばれ、その意味としては、庭の手入れどころではない貧乏な人の住処に生い茂る、あるいはこの植物に絡まれた家屋が貧相に見える、またはこの植物が茂ったことが原因で貧乏になってしまう、などの意味に解釈されている。

おお…かわいそうなヤブガラシ…。今まで厄介者だと思っていたのに、一気に同情してしまった。
でも君、食べられるんだったら話は別だぜ。山菜デビューを果たして貧乏イメージを払拭だ!

醜いアヒルの子を救うような気持ちで採集にでかけた。


貧乏を探しに原っぱに来ました。

 

あった

貧乏神ヤブガラシは、他の善良な(貧乏ではない)草を巻き込むように生えているが、狙い目は土から出たばかりの若芽で、茎も柔らかくて食べられるらしい。


庭の手入れではこの段階から除去しないととんでもない事になるので見つけたらすぐ抜いていたけど、今日からこれは山菜です。

どこでにも生えてる

手入れされていない植え込みなどにも生えている。街なかでも容易に見つけられる山菜と思うとすごい。


こんな所にも。

どくだみとヤブガラシ、食べられる雑草盛り合わせ。

以前どくだみも食べたのだが、(参照記事:どくだみを食べる)ここでは庭の邪魔者ふたりが楽しそうに日光浴をしていた。もし明日食べる物がないという時が来たらこの植え込みの存在を思い出したい。

先のほうの若い葉を食べてみた。

あれ、全然大丈夫だ。

ヤブガラシは食べられた!味は素直で、ちょっと粘り気があってモロヘイヤのようでもある。生でもここまで食べやすいという点ではどくだみに勝っている。
ただ、後からちょっとだけぴりぴりした刺激がくる。アク抜きをしていないタケノコのようなえぐ味だった。
これくらいの刺激なら、料理法でどうにかなりそうだと思った。

原っぱをハシゴ。

先の方の柔らかい葉を中心に集める。ビニール袋があっという間にいっぱいになるこの感じ、楽しい。

振り向けばヤブガラシ。

30分くらいの間にビニール袋が一杯になったので、満足して帰宅。しかし自宅の庭にもヤブガラシはある。どこに行ってもヤブガラシ。隣の家にもヤブガラシ。コンビニ裏にもヤブガラシ。人類はヤブガラシに完全に包囲されている。鍋と箸をもって立ち向かわねば!

とりあえず、おひたしにします。


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