服に泥がつくのはイヤだ。しかし最初から汚れるのが分かっていれば、あのニュルッとした感覚はイヤでもない。ならば堂々と汚れて遊ぼうではないか!そんなイベントが国立で開催されるらしい。中でも興味あるものがあったので、行ってみたのですが…。
(大坪ケムタ)
雨天中止…にはなりません
たまたまツイッターを見てる時に気になるイベントを発見した。その名も「くにたちどろまみれ!」。どうやら東京都国立市の田んぼの一角を使ったイベントらしい。その中でおっ!と思ったのが「一橋大プロレス”どろレス王者決定戦”」。今年に入ってから社会人や学生のアマチュアプロレス(言葉がヘンな気がしても気にしない)を続けて見に行ってるのだけど、これはなかなかアツそうだ。農村バックヤードレスリング的な。
あららー。こりゃイベント大丈夫か?雨天中止?と思ったら、フライヤーをよく見ると「雨天決行」の文字が書かれてある。今どきこう言い切るイベントもそんなないよな。
まあ実際考えてみると、どうせ泥水で汚れまくるのは分かってるのだから、どしゃぶりな勢いで降ったところで関係ないのか。ということで台風迫る国立市へ。
駅から徒歩15分のところにあるという会場。田んぼというのは分かるけれど、どんな感じなのだろう…。通常の田んぼを区切ったものか、わざわざこの日のために泥を運んで作られたものなのか?
と、てくてく歩いていくとどうやら会場に到着!そこは予想以上にどろだらけゾーンだった。稲作体験用の田んぼをイベント用として開放しているそう。
予想以上の全面泥ゾーン!長靴なしではどこにも行けないところだった。はだしやクロックスの人もいるけれど、やはり皆山ガールぽいのから田植え用までの長靴利用者が中心。
本部の方に話を聞いてみると、いくつかコーナーが中止になり、自分の目当てだった「一橋大プロレス”どろレス王者決定戦”」も残念ながら中止だそう。残念!ただ主を待つリングが佇むのみ…。
本部で配られるのは、先着来場者に配られるおにぎり。300人前用意されたようですが、この雨もあって余り気味のよう…ということで「おかわりもどうぞー!」の声が飛ぶ。どしゃぶりの中だけに配給みたいな空気だけど、文句なしに美味い!
そして水田の方からもやいのやいのの声。完全にどろあそび仕様の子供たちがばっちゃんばっちゃん突っ込んで跳ねている。そりゃ子供こういうの好きだよなー。
どしゃぶりの中だからこそどろまみれ!
いくつかコーナーは中止になったものの、親子参加の「どろ舟レース」や「どろっじボール(ドッチボール)」は開催。もう既に汚れてるとはいえ、全力でやるとまたすごい。巻き起こる泥スプラッシュ!
近くにちゃんと更衣室も用意されてるので(着替えを用意さえしてれば)どんだけ汚れても大丈夫!正直ここまで全身泥べっちゃりイベントだと思ってなかったので、下まで着替え持ってこなかったのが悔やまれます!
せっかくだから他できることで楽しむぜ!ということで、地元のお店ブースが出してるねぎ焼きを食べる。
どろ地帯は歩くだけで体力はいる
歩く場所はオールどろまみれ、ということで結構ふつうに歩くだけでも力がいるようで、取材終えて数時間後にゆるい筋肉痛を感じました。どろのムニュムニュ感は楽しいんですけどね。
取材協力
「くにたちどろまみれ!」