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はっけんの水曜日
 
フェイク「シルバースイーツ」を作る
どこまでシブくできるのか?

粘土で作った本物そっくりのお菓子。デコスイーツとかフェイクスイーツとか、今やすっかりおなじみのものだ。色とりどりのフルーツ、かわいく盛ったクリーム、そしてビスケットやドーナツ、チョコレートなどファンシーで心躍る甘いものたち…ああ、文句なくかわいいぜ。

しかし、スイーツでファンシーなお年頃をとっくに過ぎた自分には、それらの造形ぶりはいささか甘過ぎると言わざるをえない。「いささか」とか言ってる時点で、ワシはお呼びでないだろう。

ならば、もっと渋い世代に向けたフェイクスイーツがあってもいいのではないだろうか。

乙幡 啓子



渋い菓子、揺らぐ基準

渋い世代。そうなると素材はあれだ、ババ菓子・・・いわゆるシルバースイーツである。じいちゃんばあちゃんちに行くときっと出してくれた、あの色数少なく彩度の低い菓子たち。色は付いているがどう見ても果汁由来でなさそうな菓子たち。あれを作って、その渋さに震えてみたい。

そんなシブ菓子の仕入れ先、上野へ買出しに出かける。アメ横の菓子問屋では、新旧のあらゆるお菓子が広い店内にひしめいていた。


「菓子どころ」「味日記」など名前も激シブ。

OH…いちごみるく1kg。
OHOH…棚が全部柿の種。

おっと、ついつい目がすべる。渋い菓子、渋い菓子、と…

ところでシルバースイーツとひとくちに言っても、その基準は人それぞれだろう。自分にもよくわかってなかったりする。気がつくと駄菓子的な方向で選んでいたり、単に和菓子のことなんじゃないかと悩んだり。

とにかくあくまで個人的な観点で「田舎の親戚んちで、法事や寄り合いでお茶請けに出されるような」お菓子、と基準を定めたい。その上で、フェイクを作り易そうなものを集めたのがこれだ。


漠然とした基準で集められ、ボウ然とする菓子たち。

自分の中で「ザ・シルバースイーツ」と言えば鈴カステラなのだ。
これこれ!貫禄のシルバー菓子。ウェハースにとにかく甘いものが挟まってる。

五家宝はカジュアル化した和菓子といったところ。
オブラートに包まれて売ってるものなんてそうそうない(これは結局作らなかった)。

これはあまり馴染みがないんだが作り易そうなので選出。
「昆布」の「飴」って、やっぱりすごい組み合わせだなあ。

あくまでこれらは、私の経験上「シルバーだなあ」と印象付けられた菓子たちなので、「今現在のオレの好物が入ってるんだけど!」という方、ご了承願いたい。

フェイクを作るにあたって、やはり参考図書がないと覚束ない。これについては王道の書籍を買い求め、ページをめくりつつ、かわいさの海をしばし漂ってみたい。


グラフィック社「かわいいフェイク・スイーツのつくり方」で勉強だ。
おしよせるファンシー。いつか普通に作ってみたい。

だいたいの道具と材料、やり方を把握したら、かわいさの海を上がってシャワーを浴びて、さあ、渋きシルバースイーツの沼へ飛び込もう。

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